喧嘩組(鮫×パンダ) ページ45
「…あのね、シャークん。俺ね、成人する頃には目、見えなくなっちゃうんだって。最初は色がわからなくなって、その内何が見えてるのか認識できなくなって、最終的には真っ暗になる…。」
俺は黙ってNakamuの話を聞くことしかできなかった。
「…シャークん、俺ら…別れよ？」
「えっ…。な…。」
何で、なんてきかなくてもわかる。
「…俺は、誰に何を言われてもNakamuと別れる気なんてないよ。」
「俺のことはいいよ。でも、俺と付き合ってることでシャークんがとやかく言われるのは嫌なんだ。」
「俺だってNakamuが誰かになにか言われるのは嫌だ！」
「っ…。」
Nakamuは目を伏せると、それ以上はなにも言わなかった。
俺はそんなNakamuを抱き締めた。
「…何があっても、誰に何を言われても…俺はずっとNakamuの味方だから。…Nakamuの側にいる。俺が、Nakamuを守るから。」
「…ぐすっ…シャークん…やだよ…何で、なんで俺なのぉ…。俺も、皆と一緒に世界を見たかったよ…。シャークんの、隣で…。」
子供みたいに泣きじゃくるNakamuを、俺はただただ抱き締めることしかできなかった。
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
