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｢…伊野ちゃん、勉強教えて。｣
｢…やっぱり来たか、この時期の恒例行事。｣
テスト二週間前になると部活禁止となり、毎年大ちゃんのための勉強会が開かれる。
勉強会って言っても、俺と大ちゃんだけなんだけどさ。
でも今年は…。
｢まあ大ちゃんに教えるのは構わないけど…今年は薮と光と�睫擇函槻劼藩技劼藩究討發い襪茵�｣
｢多いな！？そこまできたら知念と圭人と山田も誘えばいいのに。｣
｢絶対勉強進まないでしょ…。あと俺圭人と面識ないし。｣
普通に呼び捨てにしてるけど。
｢どうしてもっていうなら大ちゃんが誘ってきてね？あと、人多いから放課後図書館集合。それでも足りなければ俺の家か大ちゃんの家でもやればいいし。｣
「ありがとう伊野ちゃん！」
とは言ったものの…正直俺もあんまり今回は自信ないんだよね…。
だからこそ薮と光に助けを求めたんだけど。
…�睫擇睛茲襪里詫汁朿阿世辰燭韻鼻弔討��睫敲拔�できんのかな…。
｢あ。｣
丁度いいとこに薮。
｢やーぶ。｣
｢伊野尾。…てかお前また女装してんの…？｣
｢こっちの方が落ち着くんだよね。それはさておき、�睫擇辰栃拔�できんの？｣
｢…できると思うか？｣
…思わない。
｢沈黙は肯定とみなすぞ。思っての通り、�睫擇亙拔�できない。教わる側だ。…ちなみに、光も勉強できない。｣
｢え。｣
�睫擇詫汁曚靴討燭韻標�もできないの…？
｢…薮はできるよね？｣
｢じゃなきゃ生徒会長やってねぇよ。｣
…てことは、薮に教わるしかないのか…？
…なんか癪だ。
やっぱ知念も誘おう、知念に教わろう。
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2017年8月14日 1時
