【NEEDY WHITE TAILS OVERDOSE】異世界転生の為のチャレンジミッション【WT】【読者様参加型】3

特殊選択11 ページ11

「Aちゃん、Nakamu君、シャークん君、ちょっといいかな？」

お昼休み、珍しくきんとき先輩とスマイル先輩が教室に来た。やはりきんとき先輩とスマイル先輩は有名なのか(生徒会役員だから当たり前か)クラスメイトがざわついている。

「2年生の教室に来るなんて珍しいですね、どうしたんですか？」

Nakamu君の質問にきんとき先輩は苦笑いで答える。

「大したことじゃないんだけどさ、おれとスマイル今日部活行けなさそうで…Broooock君ときりやん先生も用事があるみたいなんだ。だから、今日はもうお休みにしちゃおうかと思ってるんだけど…三人は部活したい？」

部活かぁ…正直なところ私はどっちでもいいんだよな。部活自体は楽しいし、好感度を上げれるのもメリットではあるけど…現状あまり得られるものはないというか…。

「…因みに、きんとき先輩とスマイル先輩はなんで部活に来れないんですか？」

大体予想はつくけど、一応確認ね。

「生徒会の仕事がちょっとね。」

まあ予想通りの答えだ。

「えっ、なら手伝いますよ？」

食い気味に返答するNakamu君をきんとき先輩は片手で制す。

「気にしなくていいよ、おれとスマイルで充分だから。」

そう言われてしまうとそれ以上何も言えなくなっちゃうんだよな…。

「どうする？シャークん君、A。」

うーん、二人が部活するなら部活に行ってもいいけど…。

「あっ、Aせんぱ〜い！」

悩んでいるとBroooock君まで教室に来た。更にざわつく教室。

「どうしたの、Broooock君。」

「僕放課後きりやん先生に勉強教えてもらおうと思ってるんですけど、A先輩も一緒にどうですか？」

ああ、なるほど…Broooock君ときりやん先生の用事っていうのはそういう…。

「…A先輩は賢いんですし、わざわざ教えてもらう必要なくないですか？」

「じゃあ僕に勉強教えてください！」

…何で昨日からBroooock君とシャークん君はちょっとギスギスしてるんだろう…。前までは仲良かったよね？

「…とりあえず部活するかどうかだけでも決めてもらえる？」

しびれを切らしたのかため息混じりに呟くスマイル先輩。

スマイル先輩の言う通りではある。…どうするかちゃんと考えないとな…。

【きんとき先輩とスマイル先輩のお仕事手伝わせてもらえませんか？】
【Broooock君ときりやん先生の勉強会参加させてもらおうかな。】
【Nakamu君とシャークん君と部活したいな。】

二十六日目→←二十六日目　朝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す