毒舌な甘～い執事 10 (ページ7)

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428、ユーフォーキャッチャーページ7

『あれ可愛いな…。』

何分広いので、遊ぶものは沢山ある。

そんなわけでまず何で遊ぶか…そこから決めることに。

そこで私が見つけたのは猫のぬいぐるみ。

「Aお嬢様ってユーフォーキャッチャー苦手でしたよね？」

『…わ、わかんないじゃん！？成長してるかもしれないじゃん！？』

確かに何度かゲームセンターに来たとき、私はユーフォーキャッチャーに尽く失敗したけど…。

「…取って差し上げましょうか？」

『…一回やってできなかったらお願いする…。』

『うぅ…。』

「取ってあげたのになんですかその不満げな反応は。」

『だってぇ…。』

取ってくれたのは嬉しいけど私が三回やってとれなかったのを一回でとるなんて…。

…結局一回じゃ収まらなくて三回もやっちゃったのは私の意志だけど…。

「仕方ないですよ。Aお嬢様、こういうの壊滅的に苦手じゃないですか。」

『うぅっ…。』

さらなるダメージを負った…。

『…涼介のバカ！ア○フェスしてくる！！』

「なっ！？」

…しまった、ついいつものクセでまた言ってしまった…。

いやでも涼介が悪い、ただでさえへこんでる私に追い討ちをかける涼介が悪い、うん。

莉乃ちゃんと麗ちゃんア○フェス知ってるかなぁ、知ってたら一緒にやりたいなぁ。

『莉乃ちゃん、麗ちゃん、ア○フェス知ってる？』