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結局、ザ朝ごはんって感じの朝食になった。
｢そう言えば薮。今日のお弁当はどうするの？｣
家族に作ってもらってるって言ってたけど、今日は誰もいないんだし…。
｢あー…普段なら買っていくけど…。｣
そう言って、俺を見る薮。
｢…え、俺？｣
｢作れるんでしょ？｣
｢1からは無理だよ？冷凍食品とか、おかずとかあれば話は別だけど。｣
｢作ってほしいな。｣
そんな笑顔で言われたら断れるわけないじゃん…。
｢わかったよ。｣
｢じゃあ光に今日はお弁当いい、って連絡しとくね。｣
｢うん、お願い。｣
連絡は薮に任せて、俺は早速お弁当作りに取りかかった。
｢こんなもんかな…。｣
｢お、できた？｣
｢うん、できたよー。｣
｢さんきゅ。鞄に入れとくから着替えてきな？あと…ブレザー、俺の予備の貸すよ。｣
そう言えばブレザーは家…研究所に置きっぱなしだった。
｢ありがとう、借りるね。｣
薮の部屋に戻って、制服に着替える。
薮のブレザー…俺のより大きい…ちょっとドキドキするな…。
…前までだったら考えられない穏やかさだな…。
それに、ずっと薮と一緒にいられるから…。
そう考えるだけで顔が綻ぶ。
｢…何か、恥ずかしいや。｣
一人、そう呟いて薮の部屋を出る。
｢薮ー、着替え終わったよ。｣
｢おう。まだ少し時間あるし…もうちょっとしたら学校行くか。｣
｢うん、そうしよっか。｣
早く行ってもやることないし…。
｢あ、そうだ。｣
何か思い出したように薮が声をあげる。
｢どうしたの、薮？｣
そう声をかけた時、唇が塞がれた。
｢…おはようのちゅー、してなかった。｣
｢ばっ、ばかぁ！｣
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さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！応援ありがとうございます！ (2017年7月27日 6時) (
レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - とっても、面白いです！続きがとても気になります！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2017年7月23日 12時) (レス) id: c2425c0009 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - 美声猫さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2017年5月21日 23時) (レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
美声猫 - さくらもちさんの作品大好きです！特にこのお話が好きなので更新頑張って下さい！! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 98a7412603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2017年2月18日 23時
