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「ん…。」

目が覚めたら隣に薮がいてびっくりしてしまう。

でもすぐに思い出して。

「あ…。」

暫くは慣れないだろうなぁ、なんてまだ少し眠い頭で考える。

「…おはよ、伊野尾。」

少し上から声がきこえた。

「おはよう、眠れた?」

「まだちょっと眠いかも。伊野尾は?」

「うーん…。俺はそんなに。」

研究所にいた頃はもっと寝るのが遅いこともあったし…。

それに比べたら充分過ぎるくらい寝れたなぁ…。

「まあ、いつまでも寝てるわけにいかないし仕度するか。…ところで。」

薮と目が合う。

「伊野尾はいつまで俺を抱き締めてんの?」

「…へ。」

そう言えば意識してなかったけど俺、昨日…。

「あっ、ああっ!?ご、ごめん!」

急いで薮から離れる。

「いや、伊野尾がいいならずっと抱きついててもいいんだよ?」

「うぅ…。意地悪…。」

「ごめんごめん。朝食作ってくるから先に着替えてな?俺は朝食作ってから着替えるから。」

「えっ、でも薮に任せるの悪いよ!」

俺は居候みたいなものなんだし…!

「…じゃあ、一緒に作る?」

一緒に…それは、楽しそう…!

「うん!一緒に作る!」

「わかった。キッチン行くか。」

薮に着いていくと、綺麗に整理されているキッチンにつく。

「俺、あんまり料理できないんだけど…何作る?」

「白米!」

「…いや、そりゃ米は炊くけど。」

そんな顔しないでよー。

白米が好きなんだもん、仕方ないでしょ?

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さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります!応援ありがとうございます! (2017年7月27日 6時) (レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - とっても、面白いです!続きがとても気になります!!これからも頑張ってください!!応援してます! (2017年7月23日 12時) (レス) id: c2425c0009 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - 美声猫さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!頑張ります! (2017年5月21日 23時) (レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
美声猫 - さくらもちさんの作品大好きです!特にこのお話が好きなので更新頑張って下さい!! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 98a7412603 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらもち | 作成日時:2017年2月18日 23時

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