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｢あの…室本さん。｣
家に帰って早々、俺は室本さんの研究室を訪れた。
｢珍しいね、伊野尾君が来るなんて。｣
｢…ちょっと、確認したいことがあって。｣
｢確認したいこと？｣
室本さんは目を伏せて、一瞬考えた後メガネのブリッジを上げた。
｢…何だい？｣
｢室本さん、息子とか居ます？俺と同じ年齢で、俺と同じ学校の。｣
｢随分限定してくるね。｣
室本さんは怪しげな笑みを浮かべると、口を開いた。
｢それをきいてどうするつもりだい？｣
｢確認だって言いましたよね。｣
｢ふむ…。｣
沈黙が流れる。
｢研究対象のくせに素性を探ろうなんて、生意気になったね？誰のおかげで今まで生きてこれたと思ってるの？｣
…やっぱり、同じだ。
室本さんの今の笑顔、室本君と、同じ…。
｢わっ！？｣
思いっきり、ベットに押し倒される。
｢…伊野尾君は黙って僕らに従ってればいいだけなんだよ。｣
｢…すいません、でした。｣
悪いとは思ってないけど、あまりの恐怖にとりあえず謝っておかないと後々がめんどくさくなる。
｢…責任、とってね？今日は寝かすつもりないから。｣
…これだから室本さんは嫌いだ。
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さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！応援ありがとうございます！ (2017年7月27日 6時) (
レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - とっても、面白いです！続きがとても気になります！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2017年7月23日 12時) (レス) id: c2425c0009 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - 美声猫さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2017年5月21日 23時) (レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
美声猫 - さくらもちさんの作品大好きです！特にこのお話が好きなので更新頑張って下さい！! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 98a7412603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2017年2月18日 23時
