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学校行くのやだなぁ。
憂鬱だなぁ。
前はそんなこと、思いもしなかったのに。
一応薮との待ち合わせ時間に間に合うように待ち合わせ場所に行ったけど、薮はいなかった。
…当然だよね。
溢れ出そうになる涙を堪えて、学校へ向かった。
｢…。｣
いざ学校に着いたものの、教室のドアを開けるのを戸惑う。
きっと…
薮が、
光が、
大ちゃんが、
�睫擇�、
見たこともないくらい冷たい目で俺を見るんだろうな…。
｢あれ？伊野ちゃん、何してんの？｣
｢へっ…。｣
後ろからよくきき慣れた声に名前を呼ばれて、思わず振り返る。
｢光…。｣
｢おはよ。教室入んないの？｣
光の態度、いつもと変わらない…。
薮、皆には何も言ってないのかな？
…でも、もう仲良くはできないから。
｢…もう関わらないでくれる？｣
｢え。｣
俺の発言に目を丸くする光。
｢…じゃあね、八乙女さん。｣
なるべく薮の席の方を見ないようにして教室のドアを開けた。
どうしても気になって、一瞬だけ薮の方を見たけど薮はいなかった。
…まだ来てないのかな？
それとも、休み？
今日は来るって言ってたのに…。
…てか、俺何薮のことばっか考えてんの？
｢伊野ちゃーん！おはよ！｣
｢おはよう、伊野尾君。｣
｢！｣
そっか、この二人がいた…。
｢あのさ、もう俺と関わるのやめてくれる…？っていうか、嫌って言ってももう関わらないから。｣
｢え、伊野ちゃん？｣
二人はなんで急にこんなこと言われたのかわからないだろう。
…だから質問攻めに合う前に寝たフリ。
｢ちょ、伊野尾君？｣
｢…五月蠅い。どっか行ってください。有岡さん、�睫擇気鵝�｣
机に顔を伏せる直前に見えた大ちゃんの顔は泣きそうだった。
…そんな顔しないでよ。
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さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - ゆづさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります！応援ありがとうございます！ (2017年7月27日 6時) (
レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - とっても、面白いです！続きがとても気になります！！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2017年7月23日 12時) (レス) id: c2425c0009 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@Cherry blossom(プロフ) - 美声猫さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！頑張ります！ (2017年5月21日 23時) (レス) id: bd93821e26 (このIDを非表示/違反報告)
美声猫 - さくらもちさんの作品大好きです！特にこのお話が好きなので更新頑張って下さい！! (2017年5月21日 21時) (レス) id: 98a7412603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2017年2月18日 23時
