メイド服2 ページ38
「…はい、できました。編み込みです。」
「わぁ…！ありがとうございます。器用ですね、きんときさん。」
「どういたしまして。…これなら普段のAさんと違うんで、バレないと思います。」
それを考慮してヘアアレンジしてくれたんだ…。
「それじゃあそろそろ開店しますね？」
Nakamuさんの言葉に頷くと、スマイルさんに囁かれる。
「何か困ったことあったらすぐ言ってくださいね？」
「は、はい…ありがとうございます…。」
その日もそれなりにお客さんは来て。
…女性のお客さんに絡まれた。
きんときさんのヘアアレンジのお陰か私が常連客だと言うことはバレてなさそうだけど…。
「ねぇ、おねーさん？アルバイト？てかどんな関係〜？」
「え、えっと…。」
返答に困ってるときりやんさんに肩を抱き寄せられる。
「この子、オレの妹なんですよ〜。大事な大事な妹なんで…苛めないでくださいね？」
「い、苛めるなんてそんな！可愛いですね〜！」
きりやんさんのお陰でその場は事なきを得た。
バックヤードできりやんさんにお礼を告げる。
「助けてくれてありがとうございます、きりやんさん。」
「いえいえ、絡まれると面倒ですからね…。Aさんも関係性訊かれたらオレの妹って答えていいですよ。」
「はい、ありがとうございます。」
店内に戻ると丁度お店のドアが開く。
「いらっしゃいませ！」
「あれ！？メイドさんいるじゃん！」
「ほんとだ！かわいー！！」
普段滅多に来ない男性のお客さん。
ちょっと怖いな…と後ずさると肩を叩かれる。
「Aさん、接客代わりますよ。」
いつの間にか厨房から出てきたシャークんさんに耳元で囁かれる。
シャークんさんが私と男性客の間に立ち塞がる。
「席にご案内しますね、お客様。」
「え？いやいや、おにーさん。俺らそこのメイドさんに接客してほし…。」
言葉の途中で、シャークんさんは笑顔のまま答える。
「お客様。…俺が、席にご案内しますね？」
「…はい。」
お礼を言うタイミングを逃してしまったと困惑していると、シャークんさんはこちらを振り向きウィンクしてくれた。
…できてなかったけど。
後でちゃんとお礼を言おう…。
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さくらもち＠スランプ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！色んな作品読んでいただけるの嬉しい限りです…！こちらこそよろしければ是非仲良くしてください！ (2022年11月30日 19時) (
レス) id: 72f95966a0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - きんさんのドS感めっちゃ好き！流石さくらもち先生！WTとデートとか発狂‼︎さくらもち先生は天才です！これからもいろんな作品見てコメするので仲良くしてくれると嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年11月28日 19時) (レス) @page7 id: 7ad59c50f9 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - パンダ逆転ゲームさん» ありがとうございます！一人一人真面目に考えようと思ったんですが、意見が一致しそうだな…と思ったのでこうなりました。天才か神か…！？どっちでもないですよ…！？でもお褒めいただき光栄です！ (2022年1月22日 23時) (レス) @page50 id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ逆転ゲーム - もし夢主ちゃんにストーカーがいたらで、最強組と最弱組で若干意見違うの尊いです。あ、一つ質問ですが、作者様は天才でいらっしゃいますか？それとも神でいらっしゃいますか？ (2022年1月22日 21時) (レス) @page47 id: 257f27a87a (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - ユキ@更新速度落ちますさん» ありがとうございます！こっちの方は完全に皆さんからのリクエストで成立してるのでありがたい限りです…！無理強いはしませんので、思い付いたらで大丈夫ですよ！ (2021年10月12日 19時) (レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2021年8月20日 2時
