sha×ut ページ12
「何してるん、大先生。」
「あー、シャオちゃん。迎えに来てくれたん？」
「そりゃ雨の中突っ立ってたら心配にもなるやろ。ついに頭可笑しくなったんかなって。」
「心配してないやん。」
はは、と笑うとシャオちゃんが傘の中へと引き込んでくれる。
「で、何してるん？ろくでもない理由やったら、風邪引いても知らんで。」
「え、風邪引いたら看病してくれるん？僕まだ死にたくないんやけど…。」
「喧嘩売ってるやろ？」
シャオちゃんの冷ややかや目に、これ以上惚けるのは無理かと悟る。
「いや別に…シャオちゃんは僕のこと好き？」
「嫌いやったら付き合ってへんわ。」
「…好きとは言ってくれへんの？」
「…好きやで。」
こういう時シャオちゃんは深く聞かない。僕の欲しい言葉をかけてくれて、僕のしてほしいことをしてくれる。
「…何があったってわけじゃないで。ただ…自信がなくなっただけなんよ。なんで、シャオちゃんは僕と付き合ってくれてるんかなって…。そしたら、このまま雨に溶けて消えられたらなって…。」
気付いたら僕の足元に水溜りができていた。それが雨の雫か、僕の涙か、わからなかった。そう思っていたら、急にシャオちゃんに抱き締められた。
「シャオ、ちゃん…？」
「そんなん許さんで。なんで勝手にいなくなろうとするん？」
「勝手に、って…。」
「なんの為にオレが居ると思ってるん？大先生がいなくなったら、オレも後を追うからな…。」
僕を抱きしめるシャオちゃんの力が強くなる。あ、僕シャオちゃんに愛されてるんや…。そう理解したら涙が止まらなくなった。
「っ…ごめん、ごめんな、シャオちゃん…。僕…。」
「馬鹿…。一生離したらんから、覚悟しとけよ。」
先後輩(kn×pi)→←師弟組(ヤンデレ笑顔×パンダ) ⚠タイプ縛りポケモンの世界
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さくらもち(プロフ) - れんげさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！脱字気付きませんでした…！修正しておきました！ (4月24日 10時) (
レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - さくらもちさん» 今気付いたのですが、一話目の方で「俺のもにならないならいっそ」ってなってます。もしできるなら修正した方がよろしいかと思います… (4月23日 21時) (レス) id: 0fa4be0760 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - さくらもちさん» 書いていただき、ありがとうございました！無闇に殺 さず取引を持ちかけようとするのがとても笑顔さんっぽくて流石でした…！本当にありがとうございました。またリクエスト持ってきます！ (4月23日 21時) (レス) id: 0fa4be0760 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - れんげさん» お待たせ致しました！リクエストの方投稿させていただきました！ヤンデレ感が上手く出せなかったので反省しております…。よければ感想やまたリクエストお待ちしております！ (4月23日 16時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - さくらもちさん» あっ、すみません。笑顔さんだけでお願いします！でも作者様が書きやすければどちらでも構いません！ (4月20日 20時) (レス) id: 0fa4be0760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2023年11月25日 4時
