特殊選択11 金スマ2(台詞差分) ページ24
「Aさんさ、なんで俺ときんときの仕事手伝おうと思ったの？」
「え？」
「だって、二人で済むって言ったし、仕事なんてあんまりやりたいものじゃないよなって思って。」
ちょっと言葉に詰まった。なんで？まさか理由を聞かれると思わなかった。
「それは…少しでもお二人の役にたてたらいいなって…。」
「…そう。変なこときいてごめんね。」
それからは時々雑談を交えつつ、任された仕事をこなした。ちょっと気まずさを感じたけど、きんとき先輩のおかげか、険悪な雰囲気にはならなかった。
「…うん、ここまで終われば充分かな。Aちゃん、そろそろ切り上げて終わりにしよう？」
「わかりました。」
軽く片付けをして、きんとき先輩とスマイル先輩は、職員室に鍵を返しに行くから、と別れて昇降口へ向かう。
「Nakamu君、シャークん君、お待たせ。」
昇降口にはNakamu君と…何処か遠くを見つめてるようなシャークん君が居た。
「いえ…。…お二人共、今日まだ時間あります？」
「え？ある、けど…。」
Nakamu君の返答を聞いて、シャークん君は校内へ足を踏み入れる。
「じゃあちょっと俺に付き合ってください。」
有無を言わせないようなその声に、私とNakamu君は従うしかなかった。
「ずっと気になってたことがあるんです。A先輩とNakamu先輩って付き合ってますよね。」
一瞬理解が追いつかなかった。シャークん君の言葉の意味がわからなかった。
「…え？」
Nakamu君の認識では私とNakamu君は付き合ってる。けれど、シャークん君には以前説明したはずだ。私とNakamu君は付き合ってるわけではないと。それなのに、どうしてまた同じ質問をしてきたんだ？
「シャークん君、どういう意味かな…？」
Nakamu君も動揺しているのか、笑顔が引きつっていた。
「だから、A先輩とNakamu先輩は付き合ってますよね、って確認です。」
「で、でも私とNakamu君は―――。」
「本当は知ってました。」
私の言葉を遮るようにシャークん君は言葉を続ける。
「A先輩とNakamu先輩が付き合ってることくらい気づきました。…デートしてましたし、しょっちゅう恋人みたいなやり取りしてて。…知ってましたよ、A先輩のことは全部。」
「…は？シャークん君、何言って…。」
「ねぇ、Nakamu先輩、気づいてますよね。俺、A先輩が好きなんですよ。だからA先輩のことを知りたくて…A先輩のことを調べてたんです。」
「…え？」
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さくらもち(プロフ) - RAMさん» ほぼあってます！smさんはツンデレだと弱いかな、と思って一応情緒不安定のつもりなんですが、私の表現力が足りなくて上手く書けませんでしたね…。 (3月13日 17時) (
レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！言葉足らずだったのですが、好感度6以上の対象はお薬依存症の系統を引き継いでるので、転生後の世界でもやべー奴ってことです(語彙力なくてすみません)。 (3月13日 17時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - これは質問なのですが、系統としてはnkがメンヘラ、brがヤンデレ、shkがストーカー、knが依存、smがツンデレ、krがサイコパスという認識で合っていますか？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - 真告白end、どれも素敵な内容でした。細かい小ネタまであって、本当に乙女ゲームみたいだなと思いました。神様の言う「あの2人」は金スマだったんですね、てっきり喧嘩組のことかと。長生きはできなさそうって…何かしでかすんですかね…？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» コメントありがとうございます！結構長かったでしょうに一気読み…！？本当にありがたいです…！お褒めいただき光栄です、最近滅茶苦茶スランプだったんですが、RAM様のおかげでモチベが上がりました、ありがとうございます…！ (3月12日 22時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2023年7月30日 1時
