特殊選択11 金スマ ページ23
「きんとき先輩とスマイル先輩のお仕事手伝わせてもらえませんか？」
「え。」
きんとき先輩とスマイル先輩の驚く声が重なる。
「う〜ん…気持ちは嬉しいんだけど…。」
「Aさんが手伝うってなると…。」
あ、そうか。私が手伝うって言ったら、当然Nakamu君やシャークん君も…。
そう思ったけど、意外にも誰も声を上げなかった。
「…Aがいいならいいんじゃない？一緒に帰りたいから待ってるけど。」
「そうですね。俺も待ちます。部活は無しでいいんじゃないですか？」
「シャークん君に賛成。」
二人の言葉を聞いてきんとき先輩はスマイル先輩と目を合わせると頷く。
「…わかった。そういうことなら今日は部活はお休みにする。それで、Aちゃんには生徒会の仕事を手伝ってもらう。…ってことでいい？」
「はい。」
「じゃあ放課後生徒会で待ってるね。」
きんとき先輩とスマイル先輩が教室を出ていくと、それに着いていくようにBroooock君も踵を返す。
「A先輩に勉強教えてもらいたかったので残念です…。」
「ご、ごめんね？また今度…。」
「…絶対ですよ？」
振り返って首を傾げるBroooock君。
「うん、約束するよ。」
そう言うとBroooock君は笑顔を浮かべる。
「わかりました！その日を楽しみにしてます！」
「待って、Broooock。俺も一緒に教室戻る。」
シャークん君が席を立ち、私とNakamu君に何も言わずBroooock君の隣へと行ってしまった。引き止める間もなく、二人は教室に戻っていった。
「あ、あの…Nakamu君…？怒ってる…？」
「なんで？怒ってないよ。Aがおれを選んでくれなかったのは寂しいけど…Aがきんとき先輩とスマイル先輩の手伝いをするのは悪いことじゃないし。それに、どうせ一緒に帰れるし。」
…Nakamu君は普段通りみたいで安心した。…シャークん君の気に障るような事しちゃったかな…？
考えても答えは出ないまま放課後になった。先にシャークん君に謝りに行こうかとも考えたけど、理由がわからないのに謝られても不快だよな…と大人しく生徒会室に向かった。コンコン、とノックすればどうぞ、と声。
「お疲れ様です。遅れてすみません…。」
「全然遅れてないから大丈夫だよ。おれとスマイルは同学年だから一緒に来れただけだし。じゃあ早速なんだけど―――。」
きんとき先輩は手際よく何枚かのプリントを私に渡す。
「これ纏めてくれる？」
「はい！」
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さくらもち(プロフ) - RAMさん» ほぼあってます！smさんはツンデレだと弱いかな、と思って一応情緒不安定のつもりなんですが、私の表現力が足りなくて上手く書けませんでしたね…。 (3月13日 17時) (
レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！言葉足らずだったのですが、好感度6以上の対象はお薬依存症の系統を引き継いでるので、転生後の世界でもやべー奴ってことです(語彙力なくてすみません)。 (3月13日 17時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - これは質問なのですが、系統としてはnkがメンヘラ、brがヤンデレ、shkがストーカー、knが依存、smがツンデレ、krがサイコパスという認識で合っていますか？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - 真告白end、どれも素敵な内容でした。細かい小ネタまであって、本当に乙女ゲームみたいだなと思いました。神様の言う「あの2人」は金スマだったんですね、てっきり喧嘩組のことかと。長生きはできなさそうって…何かしでかすんですかね…？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» コメントありがとうございます！結構長かったでしょうに一気読み…！？本当にありがたいです…！お褒めいただき光栄です、最近滅茶苦茶スランプだったんですが、RAM様のおかげでモチベが上がりました、ありがとうございます…！ (3月12日 22時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2023年7月30日 1時
