特殊選択10 差分 暴力組 ページ14
「シャークん君とBroooockで。」
私の返答にNakamu君は一瞬不安そうな表情を浮かべる。でも、このままBroooock君と気まずい空気が続くのも困るし…ここら辺で誤解はといておきたい。
「…A、大丈夫？」
小声でNakamu君が私を心配してくれたけど、私は笑顔で返した。
「大丈夫だよ。」
「…いいんですか、A先輩。僕と同じチームで。僕、きりやん先生程上手くありませんよ？」
「いいよ。私はBroooock君とシャークん君とチームを組みたいと思ったから。」
そう言うとBroooock君は一瞬驚いたような表情を浮かべるも、すぐに私から目を逸らした。
「…A先輩、この前のこと怒ってないんですか？」
「怒る？怒る必要がないもん。」
私とBroooock君が会話してる間にシャークん君がストライクを決めて、私とBroooock君にハイタッチを求めてくる。
「シャークん君、ナイスー。」
「ありがとうございます！俺もBroooock程じゃないですけど、偶にはストライク決められますから！」
「…シャークんだけに見せ場作るわけにはいかないね。」
そう言ってBroooock君も見事にストライクを決める。
「…やっぱり上手いじゃん、Broooock君。」
「…A先輩に良いとこ見せたいですから。」
まだちょっとぎこちないけど、少しいつも通りのBroooock君に戻ってきた気がする。
「よーしっ、じゃあ私も…！」
まだストライクを決めたことはないけど、シャークん君とBroooock君か決めたこの流れに乗って…！自信満々に投げたボールは見事にピンを全て倒した。
「おお…！A先輩、ナイスです！」
ストライクを決めるなり、シャークん君がハイタッチを交わしてきた。
「ありがとう、偶然だろうけとストライク決められて良かった〜。」
「後は僕達に任せてください！」
それで勢いづいたのか、Broooock君とシャークん君の投球はストライクが多くなった。計算するまでもなく、私達のチームが勝っていることが直ぐに理解できた。
「Broooock君達急に強くなりすぎでしょ〜…。」
「きりやん先生も上手でしたよ？僕らにちょっと及ばなかっただけで。」
「それが一番悔しいんだけど！？」
楽しそうなきりやん先生とBroooock君を横目に私はホッと胸を撫で下ろしていた。…まだ、前みたいには戻れないかもしれないけど、Broooock君も楽しそうで良かった。何より私自身も楽しかったし…今日は良い思い出になったな。
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さくらもち(プロフ) - RAMさん» ほぼあってます！smさんはツンデレだと弱いかな、と思って一応情緒不安定のつもりなんですが、私の表現力が足りなくて上手く書けませんでしたね…。 (3月13日 17時) (
レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！言葉足らずだったのですが、好感度6以上の対象はお薬依存症の系統を引き継いでるので、転生後の世界でもやべー奴ってことです(語彙力なくてすみません)。 (3月13日 17時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - これは質問なのですが、系統としてはnkがメンヘラ、brがヤンデレ、shkがストーカー、knが依存、smがツンデレ、krがサイコパスという認識で合っていますか？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
RAM(プロフ) - 真告白end、どれも素敵な内容でした。細かい小ネタまであって、本当に乙女ゲームみたいだなと思いました。神様の言う「あの2人」は金スマだったんですね、てっきり喧嘩組のことかと。長生きはできなさそうって…何かしでかすんですかね…？ (3月13日 16時) (レス) id: 6765c9b952 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - RAMさん» コメントありがとうございます！結構長かったでしょうに一気読み…！？本当にありがたいです…！お褒めいただき光栄です、最近滅茶苦茶スランプだったんですが、RAM様のおかげでモチベが上がりました、ありがとうございます…！ (3月12日 22時) (レス) id: e43658e045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2023年7月30日 1時
