金スマ(マイク×笑顔) りっち様リクエスト ページ23
自軍はほぼ壊滅状態。
各言う俺ももう頭が働かないし、体も動きそうにない。
俺はこのまま死ぬのか…。
…いや、自国のために尽くせたなら、悔いは…。
「起きた？」
目が覚めて一番に視界に映ったのは、黒髪に目元の黒子が印象的な…。
「っ！？お前っ…！」
何度も見たことあるから間違いない、敵国のリーダーであるきんときだ。
「そんな焦らなくても、殺さないよ。」
「…どういうつもりだよ。なんでわざわざ敵の俺を助けた？」
「んー？…まあ特に意味はないけど、強いて言うなら…。」
きんときはそう言って俺との距離を詰めると、人差し指で俺の顎を持ち上げる。
「…君に、興味があったから、かな。」
「…は？」
「ねぇ、まさか救ってもらった命を捨てようとか思ってないよね？まあ君からしたら死んだ方がマシなのかもしれないけど…そんなの許さないからね？」
「…。」
その日から俺の生活は一変した。
俺のいた国より、経済が潤ってることもあり、違和感を感じる。
上質な寝室に、毎日決まった時間に運ばれてくる良質な食事。
正直、前より生活の質は格段に上がった。
何度か死のうと試みたが、監視カメラでもあるのか確実に阻止された。
その内死のうという気力すら湧かなくなっていた。
ただ…。
「スマイル、おいで。」
毎日夜七時、きんときの部屋に呼ばれる。
最初は抵抗してたけど、きんときの側近に無理矢理つれていかれるから最近は素直に着いていくことにした。
きんときは俺を部屋に招くと、30分くらい雑談して最後にこう聞く。
「スマイル、おれのこと好き？」
返答はいつも決まってる。
「…嫌いだよ。」
でもきんときは表情一つ変えずにそっか、と呟いて俺を解放する。
この時間に何の意味があるのかわからない。
そんな生活にも慣れ初めてしまっていた頃、きんときの国が隣国から攻めこまれた。
…これ、逃げるチャンスなんじゃないか…？
俺は直ぐ様騒ぎに乗じて城から逃げ出した。
このままもっと遠くまで逃げれば…！
そう思っていた矢先、きんときの国の兵士達が話してるのが聞こえた。
「何！？きんときさんが致命傷を負った！？」
「なんてことだ…きんときさんに死なれては我が国はお仕舞いだ…！」
…無視すればいいのに、俺にはきんときを気にする義理なんて…。
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - ただの暇人@牧場さん» どうしてもハッピーエンド主義なところがあるのでリクエストに沿ってなくね…？って不安でした、そう言っていただけて安心しました、こちらこそありがとうございます…！ (2021年10月11日 19時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
ただの暇人@牧場(プロフ) - さくらもち@実況者にハマり中さん» もう秒で書かれても凄い尊いクオリティでした……！！！！いやいや！！むしろ共依存的な感じですこすこ過ぎました（） (2021年10月11日 6時) (レス) id: ed0a22fb90 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - ただの暇人@牧場さん» こちらこそリクエストありがとうございました…！嬉しすぎて秒で書いてしまってクオリティが心配ですが、喜んでいただけたようで何よりです…！というか今更で申し訳ないのですが勝手にハッピーエンドにしてしまいすみません…！ (2021年10月10日 23時) (レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
ただの暇人@牧場(プロフ) - さくらもち@実況者にハマり中さん» ぴぇぇぇありがとうございます…（絶命）こんなに尊い作品を毎回ありがとうございます…！！！！！何度も読み返します…！！！本当にありがたすぎます…多分2人の血が入ってる…？？？私に下さい（切実）パンダさんの反応も可愛いですね！？怯えてるの可愛いｸﾞﾍ（（ (2021年10月10日 21時) (レス) @page47 id: ed0a22fb90 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - ただの暇人@牧場さん» ネタが降ってきたので書き上げました…チョコレートには多分二人の血が入ってます、小金君コワイヨ…(笑) お時間のあるときにご確認ください！ (2021年10月10日 20時) (レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2021年7月23日 4時
