眠れないときは…+おまけ(剣崎一真) ページ2
深夜帯に差し掛かった頃、、
A)…、ちょっといいかな、剣崎さん…
剣崎)ん…？どうしたんだ？A、
A)えっと、その…少し、眠れなくて……
剣崎)ｳｪ…何時もは俺等が騒いでても起きないくらいなのに…、何か悩み事とかあるんじゃないか？
A)え、、いや、そういうのはないから安心してください…
剣崎)ん、そうか…まぁ、何かあったら言ってくれよ！……で、眠れないから来たんだろ？
A)、あぁ、そうでした…。………、えっと、、ぎゅっ、て、してもらえません、か…？
少し恥ずかしそうに言う。
剣崎)仕方ないなぁ…ほら、おいで！
と、はっちゃけた満面の笑みで手を広げる剣崎。
A)…！！
それに応じる用に抱き付く。体から力が抜けた様な感覚になり、安心感でいっぱいになる。
剣崎)よしよーし、
A)、もう、剣崎さん…撫でないでくださいよ、私子供じゃないんですから……！
剣崎)ｳｪｯ!?…もしかして、嫌だったか…？
A)…別に、嫌じゃ、、ない、です、、よ、、、…………
剣崎)、なぁんだ、それならそうと………って、寝ちゃったか…、おやすみ、A…
優しく頭を撫でる。と、微かに彼女が笑ったように見えた。
剣崎)っはは、まだまだ子供だなぁ…、Aや皆も寝たみたいだし、俺も寝ようかな…
と、Aを両腕でそっと抱える、所謂姫抱きで部屋へ向かった＿＿＿＿＿＿
【おまけ】
−次の日−
食卓に向かうと、虎太郎が何やらにやけた顔で剣崎を見る。いまいち意味が分からずにいた剣崎。席に座ると虎太郎が、
虎太郎)ねぇねぇ剣崎君、昨日のアレって何？
剣崎)ｳｪ…？アレって何だ……？
虎太郎)え、覚えてないの…！？
剣崎)いや、そういうことじゃなくて…どういうときのアレかが分からないんだ、
虎太郎)えーっとね………Aちゃんのことをお姫様抱っこしてたこと…(小声)
剣崎)！！？え、えっと、ア、アレは、、その…………(見られてたのか…)
顔を赤くして机に突っ伏す剣崎を見て虎太郎がとどめの一撃。
虎太郎)剣崎君、Aちゃんと幸せにね♪
剣崎)っ…………///
その会話が終わっても暫く突っ伏したままの剣崎。
後から来たAが彼の様子を見て
A)だ、大丈夫ですか…！？
と心配して話し掛ける。と、剣崎が
剣崎)ﾅ､ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｨｽﾖ…
ｵﾝﾄﾞｩﾙ語で返してしまう。
そんなやり取りを広瀬さんと虎太郎が、にやにやしながら見ていたとか＿＿＿＿
作:黒空
作者(片っぽ)の一人言(読まなくてもおk)→←可愛いを求めて。(桐生戦兎)
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