愛し愛され英国紳士！その7

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二人とも、かなり負けず嫌いだしましてやJUMP独占欲No.1、2だから絶対に譲りそうにない。
二人とも仲間だけどライバルだから譲れない事もあるんだよね。

今は寝てるけど、圭人がもし起きたら絶対に困惑するだろうしましてや争い事を止めようとしてまたさらに火に油を注ぎかねない。


しょーがない、この僕が一皮脱いであげますか！

言い争う二人の間を通って、圭人が寝てるソファーの目の前に座る。
圭人は寝ると深く眠るから起こすときは小声でだけど、呼び掛けるように起こしてあげれば一発で起きるんだよ！


『ケイティー、こっちだよー』

「う、ん………？」
耳元で呼び掛けるように囁けば、ゆっくりと目を覚ます圭人。
その寝惚けた顔がかわいくて、僕や他のメンバー達が写真を撮るなかで僕は圭人にこう言った。


『ケイティ、このあと暇？僕も暇だから何か食べに行こうよ！』

「うん、行く！そうだ！皆も一緒に行こうよ、楽しいよ！」


ニッコリふにゃふにゃ笑う圭人に、いつのまにか裕翔と涼介の言い合いは修まる。
これは、鶴の一声じゃなくて圭人の一声ってところかな？


「何食べようかな、この間行ったお店もいいかな？」

『圭人、このカフェは？』

『圭人、この和食もオススメだよ！』


だけどね、圭人のこの何気ない一言でまたも涼介と裕翔のバトル勃発。
その間に、僕は他のメンバーとそれか圭人と一緒にこっそり抜け出してお店へGO！


今回は漁夫の利ってことで、僕の勝ち！
だけどまだまだ圭人を巡る争いは勃発しそうです。


おしまい。

知念は結構漁夫の利ありそうってのが私のイメージです！


作品をお気に召してもらえたら嬉しいです！

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