愛し愛され英国紳士！その7

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『ふふっ、また甘い顔になってるねーいいよいいよー』

「ゆ、とぉ……恥ずかしいよぉ……！んんっ……！」

カメラを向けてパシャパシャ撮り続ける裕翔に、女の子は顔を真っ赤にしながらも快感に勝てないのか再び甘い声をあげる。

いーなー山田達の奴、あんな可愛い女の子と楽しんでるなんて！そんな風に思っていると、一緒に見ていた伊野ちゃんがポツリと呟いた。


『圭人………？』

『え？』

『あ、伊野ちゃんも気づいた？』

『やっぱ薮ぅと光も気づいた？』


伊野ちゃんが呟いた圭人の名前。え？確かにここにいないけどなんで圭人？って俺と高木が疑問に思っているのに気づいた伊野ちゃんがよく見なよって教えてくれた。

『ほら、女の子が着てる服にアクセサリー見てよ

あれさ、今日圭人が身に付けてたのとそっくりなんだよ』

言われた通りよく見れば、女の子が着ていた服は今日圭人が着ていた服と瓜二つでまさかと思っていると女の子がさっきより高い声を上げた。


『やっべ、出る………！』

「あっ！やぁん！んんっ……！！！」

ビクビクと震えて果てる女の子、山田が女の子の中から自身を引き抜いた瞬間ポンッと音を立ててさっきまで女の子がいた場所に圭人が現れた。


「ハァ、やっと戻れたぁ………もう山ちゃん激しすぎだよ！」

『お前がもっともっとって煽るからだろ！』

「けーとそんなに煽ってないもん！」

呼吸を整えながら話す圭人に言い返す山。
え！？どういうこと！？さっきまでそこにいた髪の長い女の子が圭人ってこと！？

パニックになる俺をよそに、山田達が出てきそうになったので一旦俺達は隠れることに。
すると、さっきから黙っていた高木があのさ………と何かを思い付いたような顔で話し出した。


『おっ！さっすがたかぎぃ！』

『たかき！ね、どうよ？』

『まぁ、いいんじゃねーの？』

『そうだな、せっかくだしな』

『よーし決まり！』


7だけにいい思いはズルいよな。
だって、俺達はお兄さんだから！弟の物が欲しくなるときもあるんデス！ってね！！！

3 ＊→←内緒のお姫様(BESTけと)きな粉餅様リク ＊

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