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『何勝手に大声で騒いで、俺の大事な恋人泣かせてくれてるわけ』
力強く抱かれる肩
フワリと香る匂いと、どこか安心する声に顔を上げるとそこにいたのはジッと運命の番さんを睨む風磨だった。
『つーか、前にも言ったよな？
俺の運命を勝手に決めるんじゃねーって』
そう言って力強く私を抱き寄せる風磨
ザワザワと周囲の人がざわつくなか、風磨は堂々としていてそれがすごくカッコよかった。
『なんで！？その人はベータなのよ！？
風磨さんも分かるでしょ？私が貴方の運命の番だって！』
『まー匂いはプンプンするけどな
でも、それだけだろ
俺の運命は俺が決める、俺が一生涯かけて守りたいのはAなんだよ』
運命の番さんの言葉に、淡々と返していく風磨
そんな風磨に、運命の番さんはキッと私を睨むと私を指してこう言った。
『この人はベータよ！
貴方と番えなければ子供なんてほぼ無理じゃない！』
子供………そうだ、私はベータでいくら風磨と愛し合っても私のこのお腹に、風磨の子供が宿る確率は低すぎる………
改めて突きつけられる事実に泣きそうになると、風磨はグッと私をまた抱き寄せたと思いきや、何故か私の首の裏をスッと撫でてきたのだ。
『じゃあ、Aがベータで俺の子供を宿せないのが問題なら
Aがベータじゃなくなって、俺と番えれば問題ねーんだよな』
そう言って、風磨が喉を鳴らして笑った瞬間だった………
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おはる(プロフ) - けーままさん» ありがとうございます！私自身もこの続きが書けて楽しかったです！ (2019年10月8日 16時) (
レス) id: b11b42f1fd (このIDを非表示/違反報告)
けーまま(プロフ) - 999回の告白､続きが気になっていたので､ここで読めて嬉しいです！！ありがとうございました｡ (2019年10月6日 17時) (レス) id: 18e75b3271 (このIDを非表示/違反報告)
おはる(プロフ) - りほさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月30日 10時) (レス) id: b11b42f1fd (このIDを非表示/違反報告)
おはる(プロフ) - みなさん» 私もルパパト大好きでいつか書いてみたかったんです！気に入ってもらえて嬉しいです！ (2019年9月30日 10時) (レス) id: b11b42f1fd (このIDを非表示/違反報告)
おはる(プロフ) - けーままさん» ありがとうございます！阿部ちゃん自分が敵だと思ったら容赦なく策に策を練って実行しそうな感じですよね (2019年9月30日 10時) (レス) id: b11b42f1fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはる
| 作成日時：2019年9月21日 11時
