愛し愛され英国紳士！その17

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光side


『………』


『はい、岡本君いいよー！』


パシャパシャと光るカメラのフラッシュ


だけど、俺は………いや、俺達はそんなカメラの前に立つ圭人をハラハラとした目で見ていた。


朝から圭人の体調がおかしかったのは全員気づいていた。


だって、アイツ誤魔化してるつもりだったけど、ほっぺが真っ赤で目は○んでるし、おまけに隠れてだけど結構咳もしてた。

今だって、笑顔だけどフラフラしてるし、正直いつ倒れるんじゃないのかって思ったら結構気が気じゃない。


本当なら今すぐにでもカメラを止めさせて、圭人を休ませてあげたい。


だけど、それは出来ない。


別にスケジュールくらいなら無理やり調整しても構わない。

けど、それをしてしまったら一番悲しむのは圭人だから………


アイツは、自分のせいでって悲しんでしまうから


ようやく圭人の撮影が終わった瞬間、ホッと気が抜けた圭人の身体が傾く………


その瞬間、全員の身体が動いて倒れる圭人の身体を間一髪で支えた。


『ったく、このバカ』

『お疲れケイティー』

『俺、車回してくるから』



なあ圭人


俺達はちゃんと知ってるよ？


ちゃんとキミが頑張っていることを知っているから


『お疲れ、圭人』


連れて帰った部屋で、心配そうに圭人の周りで眠る７のメンバー


真っ赤な顔で、だけどふにゃふにゃ笑う圭人の頭をそっと撫でながら、俺は毛布をかけなおしてやった………。


おしまい。

久々にいたジャン正月回を見返して泣いてました

かわええよけいとりん


作品をお気に召してもらえたら嬉しいです！

キミはキミだよ（圭人総受け）由真様リク→←僕は知ってるよ、ちゃんと見てるよ（圭人総受け）nao様リク

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