愛し愛され英国紳士！その17

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そこからの、けーとは自分でも頑張った方だと思う


山ちゃんからの連絡は徹底的に取らないようにして、幸いにもこの間テレビと雑誌の収録は終わったばっかりで、後はほとんど個人でのお仕事だったし、後は居留守も使ったりして何とかこの一か月、山ちゃんとは会わずにすんだ。


『うーん、涼介はそれぐらいで圭人の事嫌いにならないとは思うけどなぁ………

むしろ喜ぶんじゃない？』


そう言って、目の前でキャラメルラテを飲む○○。

○○にだけは、この身体の事を言っていて(っていうよりも、たまたま仕事場が重なってバレちゃったんだけど)、今日は○○とけーとどっちもオフで、最近出来た新しいカフェに来ている。


『もう一カ月も涼介と会ってないんでしょ？そろそろ涼介危ないと思う』

「う………そうだよね、一カ月も連絡とらなかったら流石にもう呆れられて嫌われてるよね………」


自分から嫌うように仕向けているけれど、本当はけーとは山ちゃんの事が大好き

だけど、こんなけーと見せられないし………


『けーと、涼介はどんな圭人でも嫌いにならないし、むしろ一カ月も涼介が我慢した方がスゴイと思うんだけど

でもね、そろそろ涼介も我慢の限界だと思うんだよね

そうでしょ？涼介』


どういうこと？って、○○に聞こうとした瞬間に、ポンと誰かの手が肩に乗ったのと同時に大好きな香水の匂いがフワリとして、恐る恐る後ろを振り向くとそこにいたのは………



『よう、圭人』


ニコニコと笑う山ちゃんの姿


でも、けーと知ってるの


山ちゃんって怒った時ほど、笑うんだって………

3 *→←嫌いになんてなるわけない（やまけと）けいとるん♪♪様リク

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