入学式 ページ3
(フィ)『この棺桶すごく狭い！』
(○○)では、次の新入生は。
私の入っていた棺桶が開いた。
(フィ)『眩しい！』んっ。
(モブA)えっ！？女子！？
(モブB)マジか！
(○○)はいはい、皆さん落ち着いて！
(モブC)でも、学園長、どうして女子が！？
(ディ)騒ぐのも当然かと思いますが、特待生として特別に来てもらった、フィーナ・スミスさんです！くれぐれも変なことをしようとしないように！では、フィーナさん、あの鏡の前に行ってください。
(フィ)はい、分かりました！
あの顔がある鏡のことかな。
結果はご存じの通り、ディアソムニアだった。お兄ちゃん達と同じところなんて嬉しい！
(○○)新入生達、ディアソムニア寮はこちらだ。
(フィ)あっ！おに……マレウス寮長！
(マレ)ふぃっ……！君は特待生のフィーナ・スミスだな。『フィーナと言えないとは、悲しいな。』
(フィ)はい、そうです！『お兄ちゃんって言えない。』
(○○)おー、お主が特待生か！
この声は！
(フィ)リリア先輩！
(リリ)うむ、儂が副寮長のリリアじゃ！『フィーナがこの学園におるとは嬉しいのう！』
(○○)リリア先輩、走らないでください。
(リリ)むむっ、別に良いではないか、シルバー！
(シル)他の者にぶつかったらどうするんですか。
(フィ)シルバー先輩！
(シル)はっ、ふぃ、ごほっ！んん、特待生か。『フィーナ様がいる！』
(セベ)若様ー！！
(マレ)セベクか。お前もディアソムニアなのか？
(セベ)はい！とても嬉しい限りでございます！
(フィ)『すごっ！皆揃ってるわ！』
(ディ)では、皆さん各寮に行って荷解きをしてください！授業は明日から始まりますからね！
(フィ)明日から！？早すぎじゃない！
(マレ)では、早く荷解きをしなくてはな。僕も手伝おう。
(リリ)儂も手伝うぞ♪
(シル)俺も手伝います。
(セベ)では、このセベクも！
(リリ)お主は駄目じゃ。まだ、荷解きをしておらんじゃろ。
(シル)そうだぞ、セベク。まずは自分のを終えてからにしろ。
(セベ)そっ！分かりました……。『手伝いたかった。』
(フィ)皆ありがとう！セベクも手伝おうとしてくれてありがとう！
(マ・リ・シ・セ)『か、かか、可愛い！！！！』
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作者名：ニーゴちゃん | 作成日時：2023年10月21日 19時
