Fifty eight Love ページ9
え、ん？
ダリ「まぁ、それは冗談だけどね笑」
さっきまで真面目な顔をしていたダリ先生は
すぐにおちゃらけた顔に戻って私にそう言う
リリィ「なんだ〜笑」
冗談だとわかって安心する私
リリィ「びっくりさせないでくださいよ〜」
ダリ「ごめんごめん笑」
少しむくれている私の頭を撫でながらそう言うダリ先生
リリィ「で、ほんとはどうしてここに？」
私が疑問を投げかけると
ダリ「実はね、様子を見に来たんだよ」
今度はちゃんと答えてくれた
リリィ「何のですか？」
私が興味深々で聞き返すと
ダリ先生は
ダリ「それは、、、」
私の頭を撫でていた手を
頬に添えるようにおく
ダリ「秘密」
ダリ先生が私を見つめてくる
その瞳には私がしっかりと映っていた
ダリ「かな笑」
目を細めて笑う先生の顔はとてもイケメンだった
リリィ「な、な！」
悪魔(おとな)の色気に圧倒されて声が吃る
ダリ「はは笑 可愛いね笑」
そういうとダリ先生は私から離れて
ダリ「じゃあ僕はもう行くね」
リリィ「助けてくれてありがとうございました！」
私がお礼を言うと、ダリ先生は
かっこよく手を振りながらいなくなって行った
リリィ「ふぅ、、」
私は自分の頬に手を当てて顔の熱を冷ます
さすが高位階悪魔
熱くなった頬はすぐには冷めなかった
オロバス「リリィ！」
しばらくするとココ達が帰ってきた
エイコ「美味しいもの買ってきたから皆で食べよ〜」
リリィ「うん！ ありがとう！」
私の分まで買ってきてくれたみんなにお礼を言って
代金を支払おうとすると
オロバス「リリィ、お金は大丈夫だ」
リリィ「え、？」
エイコ「そうそう！」
ココの友達「今日は俺らの奢りだ」
オロバス「リリィがいつも優しくしてくれてるからな」
オロバス「今日くらいは良いとこ見せさせてくれ」
そう言って笑うココ
エイコちゃんはキラキラした目で見てくる
ココの友達も心做しか期待しているようだ
リリィ「わかった、
今日はみんなに甘えて奢ってもらうね笑」
みんなの優しさに心が暖かくなった
リリィ「ありがとう！」
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お団子 - 続編をありがとうございます！とても面白いです！これからも楽しみにしています！ (5月17日 19時) (
レス) @page20 id: 431daa0da0 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 杏仁玉子さん» コメントありがとうございます！ 皆さんが楽しめるような作品を作れるように頑張りますね！ (2023年4月5日 16時) (レス) id: dfe8b8fd8a (このIDを非表示/違反報告)
杏仁玉子 - 続編待ってました！もう最高です！これからも無理なく頑張ってください！ (2023年4月5日 9時) (レス) @page3 id: b724145ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りた | 作成日時：2023年4月4日 21時
