Fifty Love ページ1
リリィ「ツムちゃん先生」
花火を見たあとの余韻に浸りながら
私は声をかける
ツムル「どした？」
愛しそうな目でこちらを見つめるツムちゃん先生
流されないように、話し始める
リリィ「わたし、昨日めっちゃ頑張りました」
ツムル「あぁ」
優しそうに微笑む先生
リリィ「めっちゃ頑張ったのでご褒美ください！」
私は息を整えながらそう言った
多分、今の私は顔が真っ赤だろう
それでも甘えたい気分なの
ツムル「そーだな笑
頑張ったリリィちゃんにはご褒美あげる！」
ツムル「何が良い？」
私のお願いを聞いてくれたツムちゃん先生に
思わず抱きつきそうになる
ツムル「ちょ、、まだダメ笑」
私たちは生徒と教師だ
それでも惚れさせたもん勝ちでしょ？
ツムル「それでお願いは？」
私は意を決して言う
リリィ「呼び捨てで呼んで欲しい、です」
私の精一杯のわがままだ
キリヲ先輩にお腹を刺され意識を失う時に
聞き間違いかもしれないけど
ツムちゃん先生が私の名前を
呼び捨てにしていた気がした
もう一度
もう一度呼んで欲しかった
期待するような目でツムちゃん先生を見ていると
ツムル「はは笑」
ツムちゃん先生は笑った
そのすぐ後、私の頭に手をのせて
ツムル「リリィ、お疲れ様」
余裕そうに微笑みながら私を見つめ
呼び捨てにしてくれた
リリィ「うぇ、？」
頭ポンポンしてもらえると思わなくてびっくりする
顔を真っ赤にしてる私に対して、
余裕そうな顔つきのツムちゃん先生
リリィ「悪魔(おとな)の余裕ずるい！」
ツムル「そりゃあ、悪魔(おとな)だからね笑」
意地悪っぽく笑うツムちゃん先生
そーゆーところもたまらなく好きだ
その後、体調が良くなり私は家に帰った
部屋に入った私はベットに身を投げる
そして、先程のツムちゃん先生の会話を思い出しながら
1人部屋で悶えていた
リリィ「早く卒業したいなぁ」
私の小さな願いは
夜の空に溶けていった
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お団子 - 続編をありがとうございます！とても面白いです！これからも楽しみにしています！ (5月17日 19時) (
レス) @page20 id: 431daa0da0 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 杏仁玉子さん» コメントありがとうございます！ 皆さんが楽しめるような作品を作れるように頑張りますね！ (2023年4月5日 16時) (レス) id: dfe8b8fd8a (このIDを非表示/違反報告)
杏仁玉子 - 続編待ってました！もう最高です！これからも無理なく頑張ってください！ (2023年4月5日 9時) (レス) @page3 id: b724145ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りた | 作成日時：2023年4月4日 21時
