Twenty four Love ページ25
ダリ先生と視線が絡む
綺麗な瞳は少しギラついていて、
先生との距離にドキドキして息が出来なくなる
まるで誘惑の魔術をかけられているような
悪魔(おとな)の色気に圧倒される
長い沈黙が続く
ダリ「2回」
リリィ「え」
ようやく喋った言葉は意味がわからなかった
ダリ「この数字に心当たりは?」
頭がパンクしそうになりながら一生懸命考える
リリィ「わ、わ、わから、な、い、で、、す」
緊張と照れで声が震える
私の答えを聞くと
ダリ「そっか」
ダリ先生は一言そう答えると
顔を唇が触れそうになるギリギリまで近づけ、
もう離さないというばかりに
私の瞳を見つめながら
ダリ「君が僕のことを誘惑しようとした回数だよ」
あ、、
気づかれていたのか
ダリ「悪い子には、、」
目の前にあった顔を離して
今度は耳に近づける
ダリ「お仕置だよ」
色気にやられた私はもう腰が抜けそうだ
涙目になりながら捻り出した私の言葉は
リリィ「だ、り、せんせ」
なんともまぁ、情けない声だった
ダリ「ッッ////// 」
ダリ「、、、誘ってるの?」
そう言ったダリ先生はパンッと手を鳴らして
私から距離を置いた
ダリ「はい! お仕置終わり!」
さっきの雰囲気とは打って変わって明るくなった
ダリ先生を見て目がぱちくりした
ダリ「あんまり悪魔(おとな)をからかわないこと!」
今回も私の負けだ笑
リリィ「ごめんなさーい」
少し口をとがらせて謝った
ダリ「じゃあ帰ろっか〜」
そう言ってダリ先生は帰ろうとしてたので
私はダリ先生の服の袖を掴んだ
ダリ「ん?」
私、これくらいのことで諦める悪魔じゃないから
こちとら立派に悪魔やってるの!!
私の野望はイケメンを虜にすること
どんな相手でも落としてみせる
リリィ「この続きはいつしてくれるんですか?」
リリィ「ねぇ、ダーリン?」
Twenty five Love→←Twenty three Love
140人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒灰白有無%(プロフ) - 準 完結おめでとうございます!いつも楽しく読ませていただいてます。本当に面白くて大好きな作品なので負担じゃなければ続編も見てみたいです!!コメント失礼しました (2023年4月4日 3時) (レス) @page50 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続編みたいです!魔フィアパロも楽しみです! (2023年4月4日 1時) (レス) @page50 id: 028efd84bb (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - まじで続編お願いします🙇 (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: b97245d03c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - この作品はとても面白くて、ツムル先生推しの私にとってはもう嬉しすぎる作品なので、できれば続編もみたいです(><)いつも楽しく読ませてもらってます!!この作品を見ることが私の日課です(笑) (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: 2ce80ac7e4 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - めぐるさん» コメントありがとうございます! ツムル先生とダリ先生良いですよね! どちらの先生も良いシーンがかけたので嬉しいです! これからも頑張りますね! (2023年4月2日 22時) (レス) id: dfe8b8fd8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りた | 作成日時:2023年3月27日 21時