Part7 ページ23
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＿渡辺side
たった１人だ。
たった１人、人が増えただけ。
深「ん。大丈夫だから。」
たった一言。
うなずきと、たった一言だけ。
それだけで、こいつは空気を変える。
渡「…、ごめん。」
深「大丈夫。」
こういう時、最年長へのありがたみと、俺には決して真似できないメンバーから、彼への絶対的な信頼にいつも助けられる。
いつもはふざけてばっかりで、いじられて、全然最年長らしくないけど。でも、ふっかがいるから、そのおかげで俺たちはまた歩き出せる。
深「A？ごめんなぁ。すぐ帰ってきたつもりなんだけど、あの時は嫌だったよな。」
渡「……。ふっか、いまは、」
深「大丈夫。もう帰ってきたから、ずっと一緒に居る。
誰に何を言われても、SnowManがAの居場所だから。俺が護るから、SnowManも、Aの居場所も。全部。」
『………、ぁ、、』
深「うん。そう、必要だよ。Aは、SnowManにも、俺にも必要な存在。1人が欠けたらそれはもう、SnowManじゃないから。」
『…………ぅ、、っ、、』
深「んー？泣かないの、そんなに。だぁいじょぶだよ。」
『…〜〜？』
深「そう。必要な存在。」
『…、ぃ、〜〜、？』
深「ずっと隣にいるよ。大丈夫。
ほら、おいで？」
深澤の言葉にゆっくりと動き出すA。
でも、俺の手は離さなくて。繋いだままでいてくれて。
渡「どうした？A。」
『………』
深「ふはははっ！なぁにぃ〜？翔太とも、離れたくないの？」
渡「っ、、そ、っかぁ……、」
止まったはずの涙が、また出てくる。
見られないように、繋いでない方の手で目元を覆い隠す。
助けられなかった。
深澤が居なかったら無力だった。
俺たちはAに何もできない。
ずっとどこかでそう思ってた。
でも、結成して7年。
俺にも甘えてくれるようになったんだね。
渡「、、あり、がとなっ、」
俺たちはこれからデビュー発表を控えてる。
きっと、まだまだアンチも増えるし、彼女に対して刃を向ける人はたくさんいるだろう。
でも、少しずつでもこうやって、不安定な時に頼ってくれる人が増えているなら、俺たちはもっともっと強くなれる。
渡「ぜってぇ、10人でデビューしような。隣に居るよ、これからも。誰も欠けることなく、10人でSnowManだから。」
深「矢面に立って、めめとラウ、康二を守ってくれたんでしょ？大丈夫。1人だけ一歩先に行かなくていいよ。みんなで守り会おう。」
本当に、この男には敵わない。
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黎音(プロフ) - 歌詞の記載はツクールの違反です違反報告しておきました。好きだからこそそこは守っていただきたいです。 (2021年4月30日 14時) (
レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 愛さん» ありがたきお言葉です。 (2021年3月12日 13時) (レス) id: 20716a9fd8 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - とても面白く妄想だけでご飯10杯は、いけます (2021年3月9日 19時) (レス) id: b4cc99af0c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！ (2021年2月24日 9時) (レス) id: f9f0865f38 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月24日 9時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しず | 作成日時：2021年2月23日 13時
