Part2 ページ5
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朝から身体が重くて、眠くて、楽しみにしていた新曲の振り入れも、身が入らない。
振付師「お前、覚える気あんのか！！」
『すいま、せん！！』
振付師「やる気ねーやつは、帰れ！！」
『っ、、もう一度、、お願いします！！』
何度も頭を下げて、何回も教えてもらって、なのに身体が全くついてこない。
昨日から始まった女の子の日。
それを言い訳にしたくない自分と、今まで周りは男ばかりだったから、こんなこと当たり前だったじゃないか。
なのに、、
『っくっ、、ふっ、、、はぁっ、、、はっ、、』
呼吸が苦しい。
息が吸いにくい。
でも、ここでやめてしまったら、、
先生が踊ってるのに、
やらないと、だめ
できないと、だめ
周りよりも早く
周りよりも完璧に
音が終わったと同時に、身体の力が全部抜けていった。
__________________
__深澤side
深「っ！？A！！！」
ギリギリのところでAを抱きしめて、そのまま座り込んで、Aをお姫様抱っこのようにする。呼吸が荒く、すぐに過呼吸ということがわかる。
深「翔太、袋！！照、水！！だて、薬！！」
佐「だいぶ苦しそうだな。A〜？」
阿「ゆっくり呼吸しようね。」
深「ん？どぉしたぁ〜？だぁいじょぶ。」
みんなで言葉をかけながら、Aを優しくトントンとすると、Aが弱々しく俺のTシャツを掴んで離れないようにする。
渡「これでいい？」
深「ん、さんきゅ。」
宮「吸引する？喘息の発作？それとも、過呼吸？」
深「過呼吸っぽいよな。…吸引はちょっと様子見ようか。」
『ん、、、、たつ、、にぃ、、』
深「大丈夫。ゆっくり、息吸おうな？苦しいなぁ。もっと早く気付いてやれなくて、ごめんなぁ。」
目「なんか、めっちゃ唇の色も、頬の色も白くないっすか？」
向「え、大丈夫なんすか？」
岩「大丈夫。俺たちが慌てたらAも落ち着けねぇだろ？」
ラ「Aちゃん……。」
深「……あ。そういうことか。」
佐「どした？」
深「A〜？手、握るよ？あってたら握ってね？もしかして、いま、女の子の日？」
力は弱いけど、繋いだ左手が僅かに握られる。
阿「そういうことか。…辛かったね、A。」
宮「無理しなくていいから。ちゃんと休もう。」
渡「そういう時は、俺とかふっかにちゃんと伝えろよ〜？」
『ごめ、、』
深「今日は俺も気付かなかったから、おあいこね？呼吸も落ち着いてきたね。抱っこにしようか。」
『ん。』
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黎音(プロフ) - 歌詞の記載はツクールの違反です違反報告しておきました。好きだからこそそこは守っていただきたいです。 (2021年4月30日 14時) (
レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 愛さん» ありがたきお言葉です。 (2021年3月12日 13時) (レス) id: 20716a9fd8 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - とても面白く妄想だけでご飯10杯は、いけます (2021年3月9日 19時) (レス) id: b4cc99af0c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！ (2021年2月24日 9時) (レス) id: f9f0865f38 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月24日 9時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しず | 作成日時：2021年2月23日 13時
