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Part5 ページ21

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どうしても、こういう系の話は長めになってしまいがちです...。ごめんなさい。





_目黒side

深「A!!!」

咄嗟にふっかさんが伸ばした手は空を切って、そのまま楽屋から走って出て行ったA。

深「...悪い、頼んだ。」

スタッフ「本当にお取込み中に申し訳ありません。」

分かっている。
このスタッフさんが悪い訳じゃないし、Aが悪い訳でもない。タイミングが悪かっただけだ。
ふっかさんが苦虫を噛み潰したような顔で、スタッフさんと共に出て行った。

渡「とりあえず、A探しに行くぞ。」

岩「そうだな。楽屋にも戻ってくるかもしれないから、探す人と待機組で分かれよう。」

向「楽屋には、しょっぴーとか残ってた方がええんちゃう?」

宮「なんで?」

ラ「だって、見つけて運んでくることは俺たちできるけど。きっと、ここに戻って来れたときは、それだけ気持ちが落ち着いてると思うから。ちゃんと、受け止めてくれる人が居た方が良いと思う。」

阿「なるほどね。分かった。」

目「俺は探しに行くわ。もう、あの時と違うから。」

宮「俺も行く。」

岩「そしたら、翔太と佐久間、阿部は待機で。」

佐「分かった。頼んだ!」

ラ「ちゃんと見つけてくるから。」

決まってからの行動の早さはきっと、どのグループよりも早い。

目「どこにいる?...っ、はぁ、、、」

ラ「めめ!!Aちゃん居た?」

目「いや、こっちはいなかった。」

向「めめ!ラウ!Aのこと、見たっていうJr.の子おったで!」

目「どっち?あっち?」

頷く康二を見るが早いか、動くのが早いか、康二が示す方向に走り出す。
もう20分は経過しただろうか。

ふっかさんから離れる時のAの表情がこびりついて離れない。
大切な人、信頼している人からの拒絶。正しくは拒絶ではないにしても、きっと彼女の精神状態を踏まえると、その拒絶は限界だったはずだ。

絶望。

その一言に尽きるだろう。

森「あれ〜?めめじゃん。」

目「っ、慎太郎!」

京「すごい汗じゃん、どうしたの?姫は?」

向「実は、その姫を探してん。見なかった?」

森「A、さっきトイレに入ってったよ。」

目「さんきゅ!」

ラ「え、でもどうするの!?A、女子トイレだよ?」

向「花さん呼ぼ!」

岩「康二、めめ、ラウ!」

向「照にぃ!だてさん!」

宮「この中?」

岩「開けるぞ!!」

ラ「ぁ、ちょ!!」

ドアが開いた途端、嫌な汗が一気に出たのが分かった。

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黎音(プロフ) - 歌詞の記載はツクールの違反です違反報告しておきました。好きだからこそそこは守っていただきたいです。 (2021年4月30日 14時) (レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 愛さん» ありがたきお言葉です。 (2021年3月12日 13時) (レス) id: 20716a9fd8 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白く妄想だけでご飯10杯は、いけます (2021年3月9日 19時) (レス) id: b4cc99af0c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます! (2021年2月24日 9時) (レス) id: f9f0865f38 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月24日 9時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しず | 作成日時:2021年2月23日 13時

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