あのイケメンを成敗します

"22" ページ25

.




あ、でも幸せに浸っている場合ではない。


私にはハナちゃんという強敵がいるのだ。




「じゃあさ、私も聞くけど、」


JN「うん？」


「ハナちゃんと付き合ってるの？」


JN「え、」



みるみる顔を赤くしていくジュンくん。


あぁ、終わったな。







何気に初恋だったんです。

最初は、好きでもなんでもなかったのに、


でも、彼の魅力のせいでだんだん恋に落ちていって…


JN「あぁ〜！ちょっと！取材番組の質問に答えてる人みたいにならないでよ！」


「だってジュンくん顔赤くするとか絶対好きじゃん。付き合ってるでしょ。」


JN「違うよ！好きでもないし付き合ってもない！」


「じゃあなんで顔赤くしたの！」


最初座っていた私達はいつの間にか立って言い合っていた。


JN「それはっ、嫉妬してくれたのが嬉しかったの！」


「えっ、」


JN「それに僕が好きなのはAだから！」


「っ、」



急な告白、、


私、(多分)顔真っ赤。




「…ほんと？」


JN「うん本当。」


「嘘じゃない、？」


JN「嘘じゃないよ」



本当のことって思うともっと顔が赤くなる私。

自分でもわかる。顔めっちゃ熱い。


JN「へへっ、Aりんごじゃん笑」


「ジュンくんだって！」


JN「へへっ、」


「お互い勘違いだったね笑」


JN「だねー、」





今頃ってジュンくんのファンの皆様、セブチのファンの皆様に思われるかもなんですけど、ジュンくんって不思議ちゃんなんですね。←←
(本当に今更だな。)




.

"23"→←"21"

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す