Fate。《登坂広臣》6

チョコレート。 ページ1

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夏恋｢クッキーも作る 〜？｣


｢んー、 そうだね！ 作ってみよ｣


夏恋｢やったぁ〜｣







本日、 2月14日は

バレンタインデー 。




女性 から 男性への チョコレートのプレゼント。






そのプレゼントを作るべく、
夏恋が Aの家に来て 大量のチョコやらお菓子やらを cooking中 。







にしても、 現時刻 まだ 朝の8時。



どうやら 午前中のうちに作り終えて LDHメンバーに 夏恋がダッシュで 届けようという作戦。



Aも行きたいところだけれど、
何せ 結婚生活 1回目のバレンタイン。









本命を作って ご飯作って お洒落して 。


あの人の帰りを待っていなくては いけない。







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夏恋｢ところでさ 〜｣


｢はーい？｣



お互い トリュフの形を整えることに集中している



夏恋｢誕生日、どーだった？！｣


｢あー、 笑｣


夏恋｢ディナーデートしたのー？｣


｢うん。去年と同じとこ。｣


夏恋｢うっわ 〜、羨ましい〜｣


｢どうも 笑｣




ほらほら 夏恋、 チョコの形いびつになってますよ〜




夏恋｢プレゼントはっ ？？｣


｢ペアのネックレス。｣


夏恋｢去年 ティファニーだったよね｣


｢そうそう 〜｣



いつの間にか ふたりとも 手を止めて ガールズトーク




夏恋｢新婚ホヤホヤはアツイね〜っ｣


｢はいはい、夏恋 手動かしてーー｣


夏恋｢Aも手止まってたじゃん！｣


｢うるさい 笑｣





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夏恋 A ｢できた ーー！｣



リビングのテーブルに大きく並べられている ラッピングの袋の数々



｢今何時？！｣


夏恋｢っと、 11時！｣


｢今日皆さんいるの？？｣


夏恋｢ハイロー打ち合わせとかあるから結構いるはず｣


｢よし、夏恋たのんだ！｣


夏恋｢まっかせといてっ｣






大丈夫かな ...

転んで チョコぶちまけなきゃいいけど、、




そんな少しの心配も 夏恋に託して

送り出す








夏恋 ｢じゃ！行ってきます｣


｢気をつけてね 〜｣









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