ヤバイ方のローズハートくん【ツイステ】

▼４中身が圧倒的に悪い ページ6

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「ど…どうしたんだいA…！」

『ねえ何その反応めっちゃ腹経つんだけど』

「な…ぜ！そんなにきっちり制服を着てるんだ」

『もうリドルワザとだろ』



あの後ビル先輩にみっちり手入れをされて
髪は綺麗に整えられ、制服は無理やり着せられて、なんならメイクも施されて
ポムフィオーレを出た頃にはモデル並みに整った格好だった

まじ苦しい崩したい
でも崩したらビル先輩の鳩尾が来る




「寮長と双子とか疑ってましたけど、
ちゃんと綺麗にするとやっぱ似てるんですねA先輩」

『おいエースそれは普段のオレが小汚いということになるぞ』

「いつもはボロ雑巾並みにヨレヨレのパーカーだが
どんな不良品でも改善の余地はあるんだね」

『リドル喧嘩売ってんなら買うけど？？』



後輩三人とリドルに遭遇したオレは
目が飛び出るほど驚かれている


「A先輩は見た目だけですからね」

『監督生ちゃん、君もガッツリ来るね？』

「でも中身がクズだと外身に出ると母さんが言ってたぞ」

『もうオレ転寮する』



天然発言で有名なデュースくんの
悪意なき発言がオレにトドメを刺した

「そうかい、転寮か。それなら僕のストレスがなくなる」とアッサリした
発言でさっさと教室に行った片割れ。もうお前を兄弟と呼ばない。



「転寮するならオクタヴィネルとかどうっすか先輩。
ヤバイ方のリーチ先輩がいるんで気が合うんじゃないんすか？」

『お前アホか、あんなヤバイ方の片割れと
教室だけでなく寮も一緒とかふざけんなよ』

「え、でもこの前二人で一緒にバク転の練習して遊んでましたよね」

『バク転じゃねえよリドルが追いかけてきた時用に
体づくりしてんの！オレの特訓を遊びって言うな』

「す、すみません」

「やっぱヤバイ方のローズハートだわ」



『あとふつうにあそこの寮は８９３っぽいから無理』と言うと
三人は「あー」と納得していた



『もうさオンボロ寮でもいいや、
寮長さんオレ転寮するんで』

「いやA先輩は手に負えないので無理です」

『めっちゃ冷たいじゃん監督生ちゃん』




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