白いだけの高校生が鬼と戦う部隊に就職しました。【鬼滅の刃】

第陸話 ページ6

・





「君はなにをしていたんだ？」

『え…？いやちょっと友人と喧嘩を』

「そっか…辛かったんだな」

『いや…そうゆうわけではないけどね』



「？そうなのか」と首を傾げる少年

純粋な目ー…コイツ騙されたらダメだよ…詐欺師が狩る対象だよ

…………というか気になった事言っていい？？



『その時代劇のような服装は？』

「時代劇…？？」

『いや…着物なんておばあちゃんとかしか着ないからさ』

「え！そうなのか…！？」

『え…？？』



なに？そうゆうお家なの？

着物一家なの？？裕福なのかい？

いや、でもそれにしては違うな…失礼だけど…

俺がズレてるわけないし…こう見えて記憶力には多少自身あるし



『…(というか俺は死んだはずなのに生きてるのもおかしいな)』

「どうした？」

『いや…(起きたら雪山だった…。おかしい俺はコンクリートの道路ではねられた)』




あれ…？俺、頭いかれたのかな…？

いやいや…まさかね…

少年に確認を取ればいいだけの話だよウンウン。



『あ、あの…』

「なんだ？」

『今って令和時代ですよね？あと日本ですよね？』

「？…日本だが…れいわ時代ではないな」

『え…！？！？』



よかった！日本だから異世界トリップとかじゃない！

と俺は安堵した瞬間、少年がこう言った

不思議な顔で、彼は言う




「今は、大正時代だ」

『…………』



ほわい…？

大正時代？？え。う？んん？？

これ現実だよね？？




「だ、大丈夫か…？顔が真っ青だぞ」

『あ、気にしないでください。もともと白いです』

「さっきから気になっていたが…全部白いのは生まれつきか？」

『そ、そうなんです…だから大丈夫です。顔色はもともとなんで』




えええええええ！？なにこれ

新手のドッキリですか？兄貴たちのタチの悪すぎるイタズラであって…！


俺、月野和A。おそらく13歳

ここにきてから新事実。






タ イ ム リ ー プ し て た。






・

第漆話→←第伍話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す