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episode3 ページ5

「あの、ここでカラスみたいな怪人見かけませんでしたか?」

『ええ、見ましたよ。ですが、どうやったのか分かりませんがその男性の中に入っていきましたね』

「じゃあもう過去に・・・!」

女性が慌てるように呟く

(過去?)

青年がカードを翳すと、カードに先程の怪人と日付が写し出された

「この日に何か心当たりは?」

「忘れる訳がない・・・私が愛人を屋敷に呼んだのがバレて、妻が息子を連れて出て行った日だ・・・」

各々がうわあ・・・という表情を浮かべる

「汚職がバレ、全て失った私だが・・・息子が結婚したと聞いて、おめでとうと言いたかったんだ!でも、居場所が分からなくて・・・」

『あの怪人に頼んだと』

男が頷く
するとどこからともなく電車が現れた
青年と女性はそれに乗り込み、リアンヌも乗り込む

「何でお前まで乗ってんだ!」

『もしかしたら、私がここにきた理由があなた達と関係してるかもしれないんです。ご迷惑はかけません』

「・・・っち!勝手にしろ!」

青年は渋々了承し、リアンヌは車内に入る
そこには鮮やかな青、黄、紫の怪人がいた

そしてピンクのメッシュを入れたピチッとした服装の女性が

「コーヒーどうぞ〜」

リアンヌにコーヒーを差し出す

『!ありがとうございます』

一礼して、コーヒーにストローを刺し兜の隙間から介して飲んだ時、とんでもない苦味が口に広がった

余りの不味さにリアンヌは顔をしかめたが、兜のお陰でバレずにすんだ

ヘッドホンをした紫色のドラゴンが話しかけてきた

「ねえねえ!名前なんていうの?僕、リュウタロス!」

『私はリアンヌ・サンドロッドと申します』

人懐っこさそうなリュウタロスに、リアンヌも名乗る

「へえ、リアンヌさんって言うんだ。僕はウラタロス。お姉さんって感じで素敵だな」

青い亀の怪人ウラタロスが、さりげなくリアンヌの腰に手を回しながら口説こうとした
(リアンヌは気づいていない)

「ウラ!あんたすぐナンパすんの止めなさい!」

すると青年といた女性が、リアンヌの腰に手を回しているウラタロスの顔面にパンチした

ノックアウトされたウラタロスを一瞥し、女性がリアンヌの方を向く

「うちの亀が初っ端から、迷惑をかけてすいません!」

『気にしないで下さい。女性に口説くのが生まれつきなら仕方・・・無くはないですね。それよりも、貴女いいパンチしますね。素質があるのでは?』

「え!?いや、それほどでも・・・」

彼女は照れ臭そうに頬をかいた

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森田菜々子 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボール×たくっちのやみぃの恋愛短編集を作って貰いますかな?やみぃが悟空達の仲間でユートの双子の弟を設定で。たくっちのやみぃとユートが知らないなら検索して下さいね。 (2018年11月24日 12時) (レス) id: 775cc246ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rin | 作成日時:2018年11月7日 2時

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