天使のイカれた約束 (ページ5)

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episode3 ページ5

水門エレベーターに様々な反応し、一行はウォターセブンの中心街に入ったのだった。

『じゃ、とっとと換金所に向かおう』
「おう!!」

　換金所に向かい、入っていった三人をレイチェルは外で待っていた。

『はーい、おて、おかわり、ぐるりん』
「ニー!!」
『良くできました、はい、ご褒美』

ヤガラに芸を仕込んで、ご褒美を与えてた時。

「い・・・・・・一億ベリー～!!」

　ルフィの大きな声が聞こえ、レイチェルは思った以上の大金に、ある人物達を思い浮かべる
　。変なファッション集団賞金稼ぎとギャンブル好きな葉巻を吸っている男

程なくして

『あ、お帰りなさい』
「おー!Aただい・・・・・・ーあ!!」
「「わあ～川に～っ!!一億ベリーが水に沈む～!!｣」

　ルフィ達が出てきたが、ルフィがブンブン振り回したケースを水に落としそうになり、ナミ、ウソップが取りに行こうとし水に落ちた。
　見るからに不安になる船長に、レイチェルは部下であるナミとウソップに同情した。

『ナミ、ウソップ・・・・・・とりあえずタオル』
「ありがとう・・・A」
「察してくれて嬉しいぜ・・・」

　タオルを渡し、ナミとウソップの肩をポンポンと叩いた。
　金から離されたルフィは落ち込んでいたが、レイチェルの『自業自得』でノックアウトされた。

『ああ・・・そういえばガレーラには借金魔の
職人がいるから気をつけてね』
「職人なのに借金してるのかよ!?」

　レイチェルの忠告にツッコむウソップ。
　他愛ない話をしていく内に造船所の入口に着いた。
　そしてルフィは堂々と不法侵入する。
　ある意味その潔さに呆れを通り越して感心する。

「おっと待つんじゃ、余所者じゃな？」

　そこに現れたのはウソップ同様長い鼻と喋り方が特徴的な男性、大工職カクである。

ナミが紹介状を見せ

『カクさん、お疲れさま』
「おおA！お前さんも来てたのか？」
『うん、この人達アイスバーグさんに用があるんだけど・・・大丈夫？』
「う～ん、あの人も忙しい身じゃしのう・・・
要するに船の修理じゃろう？」

カクは準備体操をし、船を止めた場所を聞く

『そう言えば借金魔・・・じゃなくてパウリーは？』

「ああ、彼奴は借金取りに追われて遅刻じゃ」
『いつも通りだね。行ってらっしゃい』
「おう、いってくるわい」

　レイチェルが呆れたように溜息を吐きつつ、カクに声をかける。
　カクはそれに応えたその瞬間、凄いスピードで走り飛び降りていった。