飴 ページ9
「ひっぐ、ひっぐ・・・!!私騎士なのに・・・!!可愛いって・・・私そんなに弱そうに見えますか!!」
「この光景を見ている限り、誰もお前が騎士だとは信じないだろうな」
隅っこでデュバリが体育座りをして泣く
そんなデュバリにイチジは辛辣な言葉をかける
「お前は姉上というゴールを守るイナズマ○レブンの円○守のポジションなんだからな」
「イチジ、メタイし言い過ぎよ
デュバリはシャーロット家の娘さん達に、捕まえられていたんだからしょうがないでしょ
実際私もおじ様達が近づいてくるわ、アイネスも女性が近づいてきてホンット大変だったんだから」
エンネアがイチジを窘める
『デュバリ・・・可愛いとは別に弱いと言っている訳ではありません・・・
私はデュバリは誇り高い立派な騎士であることを知っていますよ』
「・・・・・・！」
デュバリは敬愛しているジャンヌに諭され
バッとジャンヌを見上げ
「・・・マスターの言うとおりですわ!!弱そうに見えても、実際そうではないのですから私は誇り高い騎士ですわ!!」
「デュバリは強いな・・・」
「単純なだけだと思うがな」
アイネスがデュバリの切り替えの速さを賞賛し、イチジは呆れた
そうこうしている内に、新郎新婦が登場してきたがその時、新郎のサンジの表情を見たジャンヌ逹は不安に駆られた
鼻の穴を膨らませ、鼻の下を延ばして明らかにプリンにメロメロなのがわかる
ジャンヌは姉として、複雑な気持ちでサンジを見つめた
(ちょっと弟君!?どうしたのよ!!)
(いくらプリン殿が綺麗だとはいえ、あんな風になるか？)
(マスターが見ていること分かってやってるんですか!?)
(三人共落ち着いて下さい、サンジを信じましょう・・・サンジはやればできる子ですから)
エンネア、アイネス、デュバリ、ジャンヌの順番で喋り、不安に駆られながらも新郎新婦が良く見える席に案内される
そして誓いのキスが行われる時プリンが倒れ、神父が発砲するわ、撃ち抜かれるわ、極めつけはウェディングケーキからルフィが沢山出てきた事によって、会場は大混乱に陥る
呆気にとられていたその隙に、飴で固められてしまった
ペロスペローがジャンヌの方を向く
「ペロリン♪安心してくれ聖女殿・・・君は生かすよう命令されているからね」
ジャンヌに手を伸ばした瞬間、ガシリとジャンヌがペロスペローの腕を掴む
ベキベキと飴を砕いていき
『これでも武を極めたもの・・・飴で動きを止めると思わない事ですね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サヤ - 更新来たあああ！((o(^∇^)o))ありがとうございます！これからも楽しみにしてます！((o(^∇^)o)) (2019年2月20日 21時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 更新待ってます！これからも楽しみにしてます！ (2018年11月5日 20時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - リアンヌ！行かないでー！！ (2018年11月5日 20時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - なんて切ない…リアンヌ〜！！泣(T^T) (2018年10月20日 12時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - ええ！どうなっちゃうんですか！？ これからも楽しみにしてます！ (2018年10月9日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：rin | 作成日時：2018年8月20日 19時
