金曜日の夜＊２ ページ16
※ちょっとピンクのような感じです。
お言葉に甘えて彼との時間をいただくことにした。
廊下に出るなり彼が口を開く
「風呂入ろ」
『あ、お先にどうぞ』
「いや、お前も」
え、ええ？！シェアハウスでみんなもいるからって普段一緒に入ったりしないのに…
「着替えとってくるから先風呂場行ってて」
『うん、分かった…』
え、大丈夫？なに、ドッキリ？？(笑)
変に緊張して、脱衣所で立ち尽くしていると着替えを抱えた彼が入ってくる。
「何、まだ脱いでなかったの？何してたの(笑)」
『一緒入ろって珍しいから…』
「そーいうときもあるだろ。ほら、入ろ」
笑いながら、躊躇いなく服を脱ぎ始める彼。
いつもと違う場所で見る彼の素肌にドキッとしてしまう。
「なにそんな見て、脱がしてほしいの？」
『い、いい、いいです。脱ぎますから。』
「なんで敬語なんだよ(笑)」
やむなく服を脱ぎ、浴室に入る。
「はい、座って。洗ってやるから」
ここまで来たらどう足掻いても無駄な気がするので、従うことにする。
「ほせー身体。背中小ちゃいなー。壊しそう」
と、優しく洗ってくれる。
「その割に出るとこは出てる」
背中を洗っていた手が急に胸に来たので
『ん…っ』
と声を漏らしてしまう。
「感じるのやめてもらっていいすか。今そーいうのじゃないんで」
『な！だってともくんが！！』
「イヒヒ、おもしれーなあ(笑)」
反論するとイタズラっぽく笑われる。
スルスルと手が下に降りて来て、そこを軽く撫でられる。
『…っ！』
声を我慢して振り向くと
「なんつー顔してんの」
と、また笑われ。
恥ずかしくって、悔しくってそっぽを向く。
「ごめんて(笑)ねー、俺も洗って」
む、仕返ししてやる。
くるりと身体ごと振り返るともうこちらに背中を向けていた。
背中や腕を優しく洗う。
胸やお腹を洗っていた手を下に下げようとすると
「そこまででいい」
と腕を掴まれてしまう。
仕返し失敗…
髪の毛も洗い合いっこして湯船に浸かり、彼の足の間に座る。
後ろで何やらゴソゴソしている。
ポチャン
シュワ〜〜……
『なにこれなにこれ！』
「なんか疲労回復の入浴剤」
疲労回復…私のために、用意してくれたんだ。
一緒にお風呂入ったのもそのためだったんだ。
『……ありがと』
彼にもたれてにやけを抑えきれない顔で見上げる。
「いつもお疲れ様」
大好きな笑顔。
……
『ねえ、なにか当たってる』
「…こうなるだろ。さすがに」
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りぼんむすび(プロフ) - 星空夢月さん» 可愛いらしい彼女に書けていたら嬉しいです(*^o^*) (2020年6月10日 23時) (
レス) id: 55c9620158 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - りぼんむすびさん» なるほど！確かに言ってましたね！面白がって使ってるなんて可愛らしい彼女ですね(*^^*) (2020年6月10日 20時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
りぼんむすび(プロフ) - 星空夢月さん» いつも見ていただき、ありがとうございます！その部分は以前富永さんがラップの一節で言っていた「大好きな俺は変態だなぁ」っていうフレーズを、彼女がおもしろがって使っているという設定です。分かりにくくてすみません(>_<) (2020年6月9日 18時) (レス) id: 55c9620158 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月(プロフ) - いつも更新楽しみに読ませていただてます。誤字を、見つけたのですが、１８ページの、大好きな俺はってとこ、大好きな私はでは無いのでしょうか？ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
りゅたん(プロフ) - わ〜！あっててよかったです！(*`･ω･´) (2019年6月1日 11時) (レス) id: 5fba2d6cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぼんむすび | 作成日時：2018年9月3日 0時
