ただの裏マフィアのボスとただのその許嫁ですが…「「ここどこ！？」」【REBORN!×名探偵コナン】

一話。 ページ1

「単刀直入に言おう。君たちに異世界へ行ってほしい」





「「は？」」









「綱吉、帰るよー」

「待ってー！よし出来た！隼人、武、俺ら先帰るから！」

「分かりました！お気を付けて！十代目！」

「おう！また明日な！ツナ！」


いつも通りに学校を過ごしいつも通りに俺の許嫁と家に帰る。それが俺の日常。

中一のときにマフィアと関わりを持つようになり、それなりにやってこれた。


「綱吉、明日何する？」

「んー、ゲームでもするか？」

「ならゾンビゲームね」


そう言ってニコニコと笑う許嫁、紅京院シアン。シアンは日本人でもあるが、シアンの祖母レイラ様がフランス人。そのため、フランスの血をもつクオーターだ。

ちなみに俺の名前は沢田綱吉。裏社会を牛耳る【ボンゴレファミリー】の十代目になる予定だ。

継承式がまだで、九代目がまだ学生時代を楽しみなさい。と配慮してくれたのだ。


「ただいまー。あれ？母さん？」

「奈々さん？」


いつも明るい声で出迎えてくれる母さん。その母さんの声がしない。声どころか、人の気配すらしない。

居候組はいまは泊まりに京子やハルの家を転々としている。


「やぁ綱吉くん。シアンくん。元気だったかね？」

「チェッカーフェイス！？なんでここに？」

「なにかあったの？」

「あぁ。さすがは二人だね。二人に依頼があってきたんだ」





「単刀直入に言おう。君たちに異世界へ行ってほしい」





「「はぁ？」」




チェッカーフェイスのこと一言が、俺達のこれからを大きく変えることになる。

二話。→

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