今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:12,527 hit
小｜中｜大
愛情 ページ11
「……それで良い。」
「え？」
「涼太はそれで良いんだ。俺を憎んでいる時の方が涼太らしい。腑抜けて俺の存在を認め出したら終わりだよ。」
そう言うと突き刺さった剣を自身で引き抜き、納める。
「そうだ。君の魂を一度、引き抜こうとした愚か者がまだ、この騎士団に居るんだ。涼太が本当にちゃんと涼太を取り戻したかどうか、確かめてみるか…。」
涼太はどういう意味かよく分かっていなかった。
ただ、ここ最近の自分の行動を振り返ると悪寒がしたのは気の所為では無かった。
「それに涼太は蓮に謝らないといけないね。」
「確かに…。我ながら手を抜いたプレーをした気がします。」
「自覚があるのは良いね。さあ、涼太を惑わせた愚者を退治しないといけないね。」
「惑わせた？」
「気持ち悪い程、ちゃんと護衛してた涼太の姿を逆に撮っておけば良かったかな。それ見たら、慄くよ。涼太からしたら、鳥肌ものだよ。」
そんなにやらかしたのかと涼太は唖然とする。
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←ε
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤雪(プロフ) - まるさん» すみません！気付かず、作っていました。お知らせいただき、ありがとうございます！ (8月8日 20時) (
レス) id: e2d8ee24ac (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - オリ／フラ立ってますよ！💦 (8月8日 20時) (レス) id: 9d56acad26 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤雪
| 作成日時：2023年8月8日 19時
