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「い、いや！！」
「嫌じゃないのよ。決定事項なの」
何故？オンニはお酒を飲みながら淡々と告げた。
信じられないし、わたしとオンニが離れる？
「ま、待ってよ、オンニ…私何か悪い事した？」
「そうじゃなくて」
「も、もっとダンス頑張るよ？歌だって歌えるようになるし、ちゃんと、ちゃんと」
「A少し落ち着け、BoAにはBoAの考えがあるんだろう、な？」
ヒチョルもお酒を飲みながら淡々と話す。
怖い、怖い、怖い。
「A………」
「オンニ……」
「あのね。もう貴女と出会って8年経ったわよね？ずっと一緒にいれないのはわかって欲しいのよ。私は貴女に自立して欲しい。それに幸せになって欲しいのよ…」
「い、意味がわからないよ」
「私は来週からツアーで海外に行かなきゃ行けない。それと、来年に貴女に私の妹としてデビューしてもらいたいと思ってる」
「デビュー……」
もう、二度とデビューしないと思ってた。
だけど、オンニの妹としてデビュー…そんな事私にしできるのだろうか…自信なんてない。
「私がツアー中にヒチョル…Super Juniorからたくさんの事を学んで欲しい」
「………………」
「無理、自信ねぇと思うならやめとけよ？ただ、BoAが自分の妹として今までデビューする数々の奴を蹴ってきた…それを初めて認めた。それをしっかり考えろ」
「オンニ、私でいいの？」
「貴女じゃないと嫌なのよ」
そう言ってオンニは目を潤めた。
ねぇ、オンニデビューしたら本当にオンニの妹になれるかな…
「俺は歓迎しますよ」
「キュヒョン…よろしく」
「俺にもそう言え…バカ猫」
「嫌よ」
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作者名：リア | 作成日時：2019年6月1日 12時
