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眩しくて、少し気持ち悪い…だけど暖かくて心地よい…なんだかふわふわする。
あぁ、確か昨日飲まされたんだっけ。
最近飲んでなかったらお酒弱くなった気がする…
「あ、起きたのか」
「イェソン…」
「オッパ、な？ほら、昨日飲み過ぎただろ？起き上がれそうか？」
温かいのは彼、イェソン…オッパに抱きしめられながら眠ってしまったらしい。
なんという失態。
「ごめんなさい、大丈夫だから」
「ほら、水」
フラフラする体を支えてもらいゆっくりと水を飲めば頭がスッキリしてきた。
「二日酔いなってなきゃいいが…ほら、A」
耳元で不意にそう呼ばれて心臓が飛び出るかと思った。
少し低めの優しい声。
「だ、大丈夫だから」
ふわふわしたものが足元をいったりきたりしているよくよく見れば犬で私の足元で座って不思議そうに見つめている。
「コミンと、メロ、可愛いだろ？いつでも会いにきてやっていいからな」
そう言って優しく頭を撫でれば嬉しそうに尻尾を左右に振っている。
「イェソンオッパありがとう、一度自室に戻って着替えてくる…コミン、メロ、また来るからね」
「あぁ、俺は午後から仕事だ…暇な時でも好きな時にこいつらの様子も見てやって」
「うん、わかった、ありがとう」
部屋から出れば脱いだ服やら昨日の飲んだ後のゴミがそこら辺に散らばっていた。どうやら全員二日酔いのまま仕事に行ったらしい。
ざまぁみろ、だなんて…あんなに飲まされるとは思わなかった…
すこしズキズキするこめかみを抑えて自室に戻る。着替えて…いや、その前にシャワー浴びてしまいたい。
部屋に戻れば仁王立ちしている"キュヒョンオッパ"いや、なんでいるの？
「ヤァ、A、昨日どこ行ってた？」
「酔ってそのままイェソンオッパの部屋で寝ちゃった、キュヒョンオッパは休みなの？みんないないけど」
「休みじゃなかったらあんなに飲まない。ゲームの続きは午後からするか…」
「うーん……」
「二日酔いか？」
「だってかなり飲まされたんだもん…」
「無理するなよ」
「あ、ね、イェソンオッパってメインボーカル？キュヒョンもだよね」
「……？あぁそうだけど…どうした？」
「いや、なんでもない」
昨日歌ったのは夢なのか、現実なのかよく覚えてないのだだけど2人で歌ったような気がするのだ…
キュヒョンオッパに無理矢理ベットへと押し込まれ意識を手放した…
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作者名：リア | 作成日時：2019年6月1日 12時
