ヒロイン決め ページ1
「どうすんのー次の
「長年おもんないやつばっかやで、バリ簡単にオチるし。」
「やっぱ1年単位でこんなだらだらやんのつまらへんやろ、1ヶ月で回しておもろいやつ期間のばそや！」
「ふざけんなよお前ら、誰がプログラミング書き換えると思ってんねん」
「と、1番人気のゾムさんが申しております。」
「あ、やっぱりモテるように書き換えてるんや。女食いたいから。」
「あ、正体あらわしたね？」
「うるせぇよおめぇらみてぇに汚れてねぇんだこちとらよぉ！！！！」
「イカれてるのと真面目で優しいギャップを随分と細かく分けて使ってらっしゃるようで、そんなことまでしてモテてて羨ましいなー」
「な...お前らは手のひらで転がすことしか考えてへんからやろ！！！」
「そんなお前らの小競り合いを冷たい目で見てる殿堂入りがおんで」
「私は来るものを拒んでいないだけだ。」
ようやく約1年が終わり新学期、彼らは変わらぬ進級をした。
そして長かった1年間をまた新しく彩る、
「どいつもこいつも同じような感じやわ」
「清楚な可愛い女やったらなんでもええで俺」
「そんなん此処に来る訳ないやろ。」
いかにも最低な会話をくりひろげる彼ら。
彼らにとって"
「まずお前ら言うとくけど、
「それをそこの殿堂入りの存在が証明しとるからな〜反論なし」
「でも可愛くなかったら恋もクソもないやん。」
「お前らなぁ...」
「あっ！！！！！！」
争いが生まれそうだった会議室に響き渡ったひとつの声は皆の注目の的となった。
「なんやねんチーノいきなりでかい声出して、気ィ悪ぅ...」
「いやそこのチビデカは論外として、面白そうな人見つけました！」
彼は空中に出ている画面を拡大すると、とある1人の女を見せた。
「えぇクマヤバない...？」
「メンヘラそうやな却下」
「いや面白いのが登録は1年前です。でも今、進んでる具合が...」
見せたのは誰とのストーリーを進めていくかの決定打、初の好感度イベント止まりだった。
「周回者や1度でも
「1年間悩み続けたって...こと...？」
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作者名：裏 | 作成日時：2022年11月24日 6時
