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阿部 side
背中をさすると苦しそうに吐き始めた佐久間。
佐「ゲホッ…はあっ…ごめっ…ゲホッ…」
阿「大丈夫だよ。気にしないで。」サスサス
せっかく作ってもらったお粥を…とか思ってるのかな。
もっと少なく盛ってあげればよかったかなと反省。
渡「吐き気落ち着いた?」
佐「うん…ごめっ…」
渡「何も悪いことしてないから。体調悪い時は仕方ないだろ。」
なんて翔太が声をかけたら佐久間の目にぶわーって涙が溜まって
佐「グスッ…たくさんっ…めい、わく…かけた…ヒック…ごめっ、グスッ」
阿「佐久間、泣かないで。何も迷惑じゃないから。」
佐「はあっ、グスッ…ヒック…ごめっ…グスッ」
熱でしんどいのもあるのかなかなか泣き止まない佐久間。
渡「ベッド行こ。ここじゃ休めないでしょ。」
翔太と2人で佐久間を支えてベッドまで移動して横にさせる。
佐「ほんとにっ、ごめん、、ふたり、とも…グスッ」
阿「気にしなくていいからね、寝てな。」
渡「そんな謝んな。大丈夫だから。」
目をつぶるとすぐに寝た佐久間。
起きたらしんどいの無くなってるといいね。
[完]
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リクエストありがとうございました!
お応えするのが遅くなってしまいすみませんでした
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作者名:りあ | 作成日時:2022年1月3日 15時