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佐久間 side
…え?
目が覚めたら見慣れない天井。
おでこに違和感を感じ手を当てると冷えピタの感触。
首だけ動かして周りを見渡し、ここが翔太の家だとわかった。
ん?俺なんで翔太の家にいんの?
佐「…えっ!?」
思わず勢いよく起き上がってしまい、ぐわんと視界がまわった。
段々と脳が覚めて、体調が悪い中無理して撮影をしていたことを
思い出した。
…俺もしかして倒れた?
ちゃんと最後まで撮影できたのかな?
色々思うことがあるけどとりあえず翔太に謝らなくちゃ。
熱っぽい感じはあるけど頭は意外と冷静で。
翔太がいるであろうリビングへ向かう。
佐「しょ…た…ごめん…」
阿「あ、佐久間、起きたんだね。」
佐「え…?あべ、ちゃん…? 」
気づいたら翔太の家にいることに驚きなのに、
阿部ちゃんまでいてさらに驚く。
渡「そう。お前撮影終わって楽屋で倒れたんだよ。
それで心配だからって阿部ちゃん一緒に来てくれた」
佐「最後まで…撮影、出来たんだ…よかった…」
阿「自分の体心配しなさいよ(笑)」
渡「まだ熱下がってないでしょ?晩御飯まで寝てな。」
素直に言うことを聞いてベッドに戻る
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作者名:りあ | 作成日時:2022年1月3日 15時