箱に閉じ込められてみた。 ページ2
A「ん…、ん、…あ、れ？」
あたしが目を覚ますと、目の前にはリアムがいた。だが、景色に違和感があった。
あたしは辺りを見回すと、凄く近いところに壁があった。それが周りをぐるりと囲っている。まるで箱の中のように。
A「リ、リアム！起きて！」
ri「…ん、…A？どうした…？」
あたしが慌ててリアムを起こすと、リアムはすぐに目を覚ましてくれた。そして、リアムもこの状況に気がついたようで、眉をひそめる。
ri「…何だ、ここは。」
A「わ、分かんない…。あたしも目を覚ましたらこんな状況で…。」
あたしがオドオドとしていると、リアムは手を上に上げて、天井を押した。だが、ビクともしない。壁も押してみたが、ビクともしなかった。
ri「動かないか…。……どれを押してもそうみたいだな。脱出方法は無いか。」
A「えぇ…、ど、どうする…？」
ri「誰かが気付くのを待つしか無いな。」
それを聞いて、あたしが不安そうな顔をすると、リアムはそれに気付いた。そして、あたしの頭をポンポンと撫でてきた。
ri「大丈夫だ。きっと誰かが気付いてくれる。」
A「…うん。」
あたしはそれに頷くと、大人しく待っていることにした。
暫くすると、腕が疲れてきた。リアムに体重がかからないように、体を浮かせていたので、段々腕が疲れてきたのだ。
片腕を少し上げたりして、疲れを取ろうとしていると、リアムがあたしの背中に手を回して、そのまま力を入れた。
あたしが思わずリアムに体を預けると、リアムは、
ri「腕、疲れただろ。体預けておけ。」
と言ってきた。
A「う、うん…、ごめんね。」//
リアムに抱きつくような体勢になるので、あたしが顔を赤くしていると、急に眠気が襲ってきた。あたしはそれに抗う間もなく、目を閉じてしまった。
ri「A、起きろ、大丈夫か。」
A「…ん、リアム…？」
ri「嗚呼、そうだ。大丈夫か？」
あたしがもう一度目を覚ますと、そこはいつもの部屋だった。あたしが不思議そうな顔をして、リアムに聞くと、リアムも眠ってしまったそうで、何があったか分からないらしい。
A「う〜ん…、取り敢えず、起きよっか。」
ri「それもそうだな。」
あたし達は先程のことを疑問に思いながらも、ベッドから起き上がるのだった。
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ふわぁ - コメ失礼します。とても面白かったです！すみません。質問何ですが…リクってもう、うけつけないんですか？(私はららり様達のリクも見てみたいです！) (10月22日 19時) (
レス) id: 422d558fbf (このIDを非表示/違反報告)
ムーン(プロフ) - メイド服きてみたってありますか？なかったらやってほしいです。お願いしますm(_ _)m (9月23日 11時) (レス) id: d2ac02f7e1 (このIDを非表示/違反報告)
ららり - ☆リクエストです☆ リアムが夢主を守って侵入者&道化師に撃たれリアムが死亡という展開と 道化師の洗脳によって夢主を殺してしまったリアムの反応を書いてくださいお願いします！ (6月7日 20時) (レス) id: feb55afa1d (このIDを非表示/違反報告)
REN(プロフ) - 待ってもう完結したんですか!?あっという間だったな〜。リアナさんお疲れ様です！とてもいい小説でした〜✨✨ (2022年7月3日 8時) (レス) id: ad8a487cca (このIDを非表示/違反報告)
くるせ - 初コメです！ (2022年6月19日 6時) (レス) id: 0ec07efeca (このIDを非表示/違反報告)
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