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_____数ヶ月後_____
mg「Aちゃん、久しぶりだね」
『伊東さんお久しぶりです…!』
mg「今日はAちゃんにお話があって呼ばせてもらったんだけど」
『なんでしょうか』
mg「実はさ、Aちゃんに【君と恋の行方】
って言う新ドラマのオファーが来てるの。」
『…ドラマ?! と言うと…?』
mg「主役をお願いしたいって。」
『嘘…、でもどうして私が…?』
mg「ちょうど半年前くらいかな?
私にドッキリ仕掛けてきたじゃん。
その動画を目に止めてくださってオファーくれたみたい。」
『そうだったんだ…
めちゃくちゃ嬉しい、夢みたいです。』
mg「返事は今日から1週間以内に。と言うことだから。
ゆっくり考えてみて!後悔ないようにね」
『わかりました!しっかり考えさせていただきます。』
mg「よろしくね!
あ、あと確認してもらいたいんだけど…
」
『…なるほど。』
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『ってことなの』
てつや「え!いいやん!やってみなよ!
演技好きなんでしょ、前言ってたじゃん!」
『うん…、大好きだけど…』
てつや「なんで悩んどるん!」
『それは…、言ってなかったんだけど、
キスシーンがあるらしくて』
てつや「…そっーーかあ。相手は誰なん?」
『まだ、わからん』
てつや「そっか。やってみりん!」
『でも、てっちゃん…』
てつや「俺のことは気にせんでいい。
自分の夢のことだけ考えて。
たとえ、したとしても、ドラマで演技ってわかっとるから。
大丈夫。」
『でも、私てっちゃん以外とキスなんかしたくないよ』
てつや「…そんなん好きやん!」
『やっぱりやだよー!』
てつや「もう俺からは何も言わん。自分の心に聞いて。
後悔しんように、Aがきちんと決める!
わかった?」
『…うん。ちょっと考えてみる。』
てつや「俺向こうで編集してくるから。ゆっくり考えな!」
『ありがと』
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作者名:善陽 | 作成日時:2022年1月8日 15時