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ヨンボクside



バンチャン「フィリックス、準備運動した?」


チャニヒョンが鏡でビジュアルチェックしている僕にそう言った。

準備運動は僕達が必ずしている大切なライブ前のルーティーンだ。



ヨンボク「もちろん〜

それに今日はMAMAだからね!
気合入ってるよ」

STAYだけじゃなくてほかのグループのファンも来るから盛り上がりがすごそう。

今日も手を抜かずにみんなに笑顔になって帰ってもらいたい。

もう一度振りの確認をして、大きく深呼吸する。


バンチャン「はは、今日も集中してるね笑」

『そりゃあ、頑張りたいから笑』


僕がここまで頑張るのには理由がある。



ずっと前から探し続けてる人がいるから。

その人を見つけ出したい。





僕が4.5歳くらいのときかな、

今まで無かったような記憶が僕の頭に沢山現れて、。


その後も、だんだん年齢が上がっていくにつれて前世のことを思い出したんだ。


僕が新羅の第2皇子であり、兄であるリノヒョンや軍人のメンバーたちと過ごしていたこと。

ある日Aという少女が未来からやってきたこと。

他にも沢山、大切な記憶が溢れ出てきた。




そしてメンバーたちに会った。


奇跡だと思った。

昔の僕にもまた必ず会えるという確信はなかったから。



その時、僕はさらに期待してしまった。


Aもここで生きているんじゃないかって。




それから信じ続けて、僕は今もAを探している。





A、僕今日も頑張るよ。

もっと有名になって大きくなって、君の目に入って欲しい。


早く見つけたい。話したい。


そのためならなんだって頑張る。






スンミン「ヨンボガ〜円陣しよ〜」

スンミナに呼ばれみんなの元に向かうと既に輪になっていた。


なんだ、僕のこと待っててくれてたのか。


ヒョンジン「また考えてたの?笑」



ヨンボク「うん、今日こそは会えますようにって願い込めたんだ」


僕がそう言うとみんなは微笑んで僕の背中をさすった。


リノ「心配しなくていい。
ヨンボガはもう頑張ってるから、すぐに見つかるよ笑」

チャンビン「ヒョンの言う通りだ!
俺が言うんだからな!」

アイエン「フィリックスヒョン、今日もかっこよく決めてよね笑」


そうだ。僕たちならきっと大丈夫だ。


ヨンボク「みんなありがとう
今日も頑張るよ、僕」


君のために。

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設定タグ:Straykids , Felix , フィリックス   
作品ジャンル:恋愛
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りぃ(プロフ) - やった✌🏻 (11月19日 19時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
のり - つづきはやくみたいな😵 (11月19日 0時) (レス) @page11 id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃ | 作成日時:2023年11月13日 18時

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