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『変じゃ、、ないよね?、』



もう一度鏡で確認をするが、見慣れないせいか心が落ち着くことは無い。



『なんで緊張してるのよ、!



、、ただ、話すだけだし。』



スマホで時間を確認すると、もう出発していい時間なことに気づき家を出た。














待ち合わせは11時でJYPから近くにあるバス停だった。


『ふぅ、何とか間に合った、、』


時間に遅れるかもと思い走ってきたせいで少し汗をかいてしまった。



『前髪うねってないかな、、』


ポケットから鏡を取りだし確認すると、手で何とか直せそうな程度だった。



ヨンボク「A!

お待たせ。来てくれてありがとう。」


私を呼ぶ声が聞こえ鏡を下げるとヨンボクさんが笑顔でこっちに向かってくる。


『いいえ、私こそです、

ここまで来てもらっちゃってすみません、』


ヨンボクさんはフードを深く被っていた。
私を見つけたからか、マスクを下げてくれている。


そっか、変装しているんだ。


こういうのを見ると、私こそ配慮が必要だったのかと申し訳なくなる。


ヨンボク「そんなことないよ笑





でも今日のAすっごく可愛い。


あ。もしかして、僕のためにお洒落してくれたの?」


ヨンボクさんは嬉しそうに私を見つめて、似合ってるよと言ってくれた。


嬉しいけど、なんだか気合を入れてきたと思われてそうで少しむず痒い。

間違っては無いけど。


『、、は、恥ずかしいのであんまり見ないでください。

ほ、ほら!バス来ちゃいますよ』


私がそう言っても「誤魔化すAも可愛いよ」とヨンボクさんに言われる。




私にそんなことを言って何になるのかわかんないけど、ヨンボクさんが褒め上手だってことがわかった。
『今日は、大事な話があるんですよね?


どこで話しますか?』



私がヨンボクさんにそう話しかける。


きっと真剣な話をするから私を呼び出したんだと思うし、。




それなのにヨンボクさんは私の顔を見て優しく笑った。


ヨンボク「A。

今日は僕に付き合ってよ。



一日デートしよう。」


そう言ったヨンボクさんは私の手をぎゅっと握って走り出した。


『えっ?!』


なになに、どういうこと。


一日デートって、なにが、どうなって?!


ヨンボク「大事な話っていうのは間違ってないけど、本当は僕と一緒に過ごして欲しかったから呼んだんだ。


じゃないとA、来てくれなそうだしね笑」



私の手を引っ張りながら笑っているヨンボクさん。

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設定タグ:Straykids , Felix , フィリックス   
作品ジャンル:恋愛
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りぃ(プロフ) - やった✌🏻 (11月19日 19時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
のり - つづきはやくみたいな😵 (11月19日 0時) (レス) @page11 id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りぃ | 作成日時:2023年11月13日 18時

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