君がいる世界へ【Felix・ピリ】Straykids (ページ30)

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ﾖﾝﾎﾞｸ｢ちょっとなんでかぐのさ笑！｣

『ごめんなさい〜笑

あれ、』

ハンカチの間に何かが挟まってるのが見えた。

手に取って見てみると電話番号のようなものが。

ﾖﾝﾎﾞｸ｢あ、それ忘れてた、、
渡そうと思ってたのに挟めちゃってたんだね笑

絶対登録してよ？連絡するからね？

おやすみ、僕の夢見てね笑｣

『あ、』

なんだか聞いたことがあるような言葉を最後に、自分の家の方向へと帰って言ってしまった。

家に入った私はもう一度電話番号の紙を見る。

入力してみるとスマホにはもちろん登録していない番号だった。

『登録っと、おっけ〜』

そして私はある存在を思い出す。

、、もしかしたら前のスマホに連絡先があったとかないかな。

昔に会っていたのならこっちは新しいスマホだ。

あるわけない。

『修理しに行くか、、』

そのまま疲れ果てた私は化粧も落とさずにベッドに倒れ込むように寝てしまい、次の日後悔した。

ﾀﾞｳﾝ｢あー、、ほんとに、、夢見たいだった

ねぇA｣

ダウンは窓を見つめながらジュンギュに会ったことを考えていた。

『ダウナ、、笑笑

何日前のことを言ってるのよ。もう1週間も前だよ？』

私の言葉なんて一切気にせず、まるで昨日の事のように毎日話すから少し笑ってしまう。

ﾀﾞｳﾝ｢はっなによー！

私はジュンギュとドッキドキできゅんきゅんな時間を過ごしたの！！

Aだってピリくんと楽しそうに話してたくせに！！｣

『そ、それは、、』

ﾀﾞｳﾝ｢ほらー！！

どうせAだってイケメン達にあって楽しかったんでしょ！

ニヤつてたのは私だけじゃないって認めなよ！｣

私の腕を掴んでゆらゆらと揺らすから頭が痛くなりそうだ。

『わかったわかった！！

次はみんなで何しようかー？んー？』

ﾀﾞｳﾝ｢まさか、、

次もなにかあるの？！

なに！？どこ？！｣

前とはまるで考えが違うダウン。

『あは笑笑

知らなーい笑

ハルトに聞いたら？』

無理やり話をそらそうとしても、ダウンが食いついてしまった以上はそうはいかなかった。

ﾀﾞｳﾝ｢や！他人事だと思って！！

Aも行くのよ？

今からハルトに電話かけてやるんだから！！｣

大きな声を出したダウンは本当にハルトに電話していたが、もちろん彼も忙しいわけで、出ることは無かった。