君がいる世界へ【Felix・ピリ】Straykids (ページ25)

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ﾀﾞｳﾝ｢だーかーらー！ｼﾞｭﾝｷﾞｭはレザーパンツなの！足の長さとマッチしてていいの！！｣

ﾄﾞﾖﾝ｢いやいや、やっぱスキニージーンズですよ、｣

ﾀﾞｳﾝ｢うわ、スキニー、、あの時は心臓撃ち抜かれた、、｣

2人ともジュンギュくんのズボンで言い争っていた。
本人はお腹がよじれそうなくらい笑っていたけど、笑。

ｼﾞﾌﾝ｢やー、ジュンギュもニヤつきすぎ笑笑

Aちゃんは好きなアイドルとかいないの？｣

席が向かえだったジフンくんが私に話を振ってくれた。
後ろでジュンギュくんがなにか言い返したそうだけど笑

『あんまり詳しくないからオタクってわけじゃないんですけど、最近は、、、

スキズ、、とか、、笑』

つい嬉しくなっちゃって勢いで話しちゃったけど言った後に気づいた。

私、なるべく思い出さないようにしてたんだって。

ジフンくんは急に黙り込む私の顔色を伺ってか心配そうに私を見た。

ｼﾞﾌﾝ｢あ、あんまり話したくなかった？｣

『いやいや！違います！話してくれて、嬉しいから大丈夫です！』

せっかく話題を作ってくれたのにジフンくんにこんな顔させちゃだめだ、私。

『あ！

わ、私はメンバーだとピリくんが好きで、、』

ｼﾞﾌﾝ｢！！！、わ、ほんとに？！｣

思ったよりもびっくりしたような様子で大きな声を出したジフンくん。

『あはは笑笑そんなに驚きます？！』

ｼﾞﾌﾝ｢あっ、いやっ、推しいるんだーってびっくりしたんだよ！｣

なんだか、さっきよりも自然に話せる気がして、さらに話を広げていく。

すると、

｢お隣お客様失礼しまーす｣

という店員さんの声が。

私たちの隣にもうひとつ大きなテーブル席があった。

ここにお客さん来るのか、邪魔にならないように少しダウンに寄ろうっと。

私はすぐ隣だから近いと迷惑かかっちゃうかもと思いカバンを下に置く。

すると、、

ﾀﾞｳﾝ｢ねぇA！

隣の人たちっ、｣

と、焦った様子のダウンにそう言われ、隣をちらっと見ると、、

『、！』

部屋に次々と入ってくる人達に見覚えがあった。

派手な髪色、整った顔立ち、そして、、

『、、ぴ、ピリくん、』

私に名前を呼ばれたピリくんは同様に驚いた顔で私を見つめた。

ﾖﾝﾎﾞｸ｢、！！A、、｣

ピリくんはすぐにリーダーのバンチャンさんとジフンくんの方を向く。

そのバンチャンさんとジフンくんはニコニコと満面の笑みを掲げながらグッドサインをしていた。