検索窓
今日:20 hit、昨日:15 hit、合計:22,339 hit

22. ページ23

Aside

あの日からどのくらいだっただろう。


数週間?いや、何ヶ月か経ってるかもしれないな。


なるべく考えないようにとバイトや授業を入れまくっていたらこんなに時がたっていた。


忙しい日々は疲れて泣きたい日の繰り返しだったけど、何も考えずにしてたから楽だった。



プルルルル


ベットの上にある携帯が震えだし、画面を見ると「ハルト」と書かれていた。


『んー?』


いつも通りダラダラとした声で電話に出ると「寝起きか?」と聞かれる。


『いーえーー、でも今日は休みー』

ハルト「お、まじ?
ちょうどいいじゃん、ちょっとお前話聞けよ笑」

と嬉しそうに話し出すハルト。


なんだなんだと思い耳を済ませていると、





『は、?
私が?トレジャーの人たちと?会う?ご飯?

やだやだ冗談やめてよ』

そもそもなんでそんな話になるのよ。


ハルト「ちげーよ、ダウンがジュンギュに会えるようにだよ。
ダウンだけだったら可哀想だろ、お前も来い。」



、、なるほど。


ダウンのためか、なら、、


だけど、!!!


『でも大丈夫?

ハルト、ダウンに今までもそういう話もちかけてたじゃん?

そしたらいつもなんて言ってたか覚えてる?!』


ハルト「もちろん覚えてますよっと、


「私はオタクでジュンギュはアイドルなので会いません!

そんな卑怯なことしません!お金払って自力で会うもん!」


、、だっけ?」


ハルトが声真似までして再現する。


『おー、完璧。

ね?分かるでしょ?
ダウンはそういうこと考えないオタクなの。

上手くいくかなあ』


ハルト「お前何考えてるんだよ。

嘘ついて3人でご飯だって言って連れてこいよ。

どうせ会ったら逃げられないんだからさ


それに俺の仲良い友達特典だ。
別に誰でも合わせるってわけじゃないから」


そうだ。ハルトだってその辺はちゃんと考えてる。


少し心苦しい気もするがいつも私を支えてくれるダウンのためにも協力したい。


『うん、がんばる、、ダウンごめん、、』


ハルト「笑笑 じゃ、頼んだわー」


ポロンっ





すぐ後、ダウンに心の中で謝りながらご飯に誘うといつも通り軽い承諾が帰ってくる。


怒られたらハルトのせいにするから、!!!

23.→←21.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
268人がお気に入り
設定タグ:Straykids , Felix , フィリックス   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りぃ(プロフ) - やった✌🏻 (11月19日 19時) (レス) id: 67a7fe821e (このIDを非表示/違反報告)
のり - つづきはやくみたいな😵 (11月19日 0時) (レス) @page11 id: a83dcf1b24 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りぃ | 作成日時:2023年11月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。