君がいる世界へ【Felix・ピリ】Straykids (ページ13)

今日:4 hit、昨日:38 hit、合計:22,308 hit

12. ページ13

ｼﾞｿﾝ｢うわあー、ちゃんと持ってたんだ俺たちのペンライト。

ヨンボガが見つけやすいようにじゃないの？笑｣

ｱｲｴﾝ｢そうだといいね。

、、でもどうして棒立ちだったんだろう｣

イエナと言う通りだ。

僕だとわかったのなら手を振るなり何らかの合図をするはず。

僕はただ立っているだけだったAに違和感を覚えた。

ﾖﾝﾎﾞｸ｢そう、そこなんだ問題は。

それにダンスの移動の関係上少ししか見れなかったんだけど、

、、Aが泣いてた気がして、。｣

あの時のAが頭に浮かぶ。

遠くてちゃんとは見れてないけど、隣の友達も心配していたように見えた。

ﾁｬﾝﾋﾞﾝ｢泣いてた？、

ヨンボガを見つけて嬉しかったとか、？｣

そう、僕も最初にそれを思った。
だって、僕だって嬉しくて泣きそうだったから。

でも、、

ﾖﾝﾎﾞｸ｢いや、少し様子がおかしかった。

嬉しいと言うより、苦しいの方があってるかも。｣

僕の意見を聞いてみんなは考え込むように頭を抱えた。

ﾊﾞﾝﾁｬﾝ｢、、やっぱり自分自身で確かめに行くしかないよ。

フィリックス。

もう少しで全体の公演が終わる。

リクスが絶対に誰にもバレず、Aを見つけて会いに行く。

それをするなら今行くしかないと思う。｣

普通ならヒョンはこんなことさせない。

ファンが大勢いるし、その中で僕がAに話しかけることは危険に繋がるかもしれないからだ。

、、でもチャニヒョンが言うんだ。

どれだけ僕の事を思って言ってくれたのか、考えるだけでも嬉しい。

ﾖﾝﾎﾞｸ｢、、みんな、僕に行かせて欲しい。

Aに、会いに行きたいんだ。｣

こんなチャンス、次いつ来るんだって言うんだ。

今行動しなきゃ、後悔する。

ﾘﾉ｢誰も否定する人なんていない。

自分の思うままでいい。｣

ｱｲｴﾝ｢ヒョンは何十年この日を待ったと思ってるの？

ずっと一途な思い、Aに届けなきゃ。｣

無茶なことなのに、誰一人否定することなく僕を肯定して背中を押してくれる。

ﾖﾝﾎﾞｸ｢、うん、、うん、！

僕、行ってくる！｣

A、

Aに今から会いに行くよ。

やっと約束を果たせるんだ。

長く待たせてごめんね。

僕はフードを深く被って外へと向かった。